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気になったこと

 Twitterを見ていると、テレビなどには現れない新型コロナウイルスに関する情報が見えてくる。ただし最初にことわっておくが、Twitterは匿名で投稿できるし、意図的にデマを発信する者もいるだろう。それでも「そういうこともあるかもしれない」と人しておく意義はあるかもしれない。

・発熱し、肺炎の症状が現れても、新型コロナウイルスの検査をしてもらえないという投稿が複数あった。検査の拒否の理由は「中国(武漢)から来た人からの接触が確認できない」であった。

・大阪の医療関係者のツイート、新型コロナウイルスが疑われる入院患者がいるのに、病院側は病院の閉鎖を恐れて意図的に検査をしない。

あなたと大切な人のため

 今日は青梅マラソンが行われます、サッカーのルブァンカップも行われます、テーマパークやショッピングモールもたくさんの人でにぎわうでしょう。映画や演劇を楽しむ人も多いと思います。電車やバスに乗る人もたくさんいます。冠婚葬祭で集まる人もいれば、宴会などで多くの人に会う人もいます。

 ここ数日で新型コロナウイルスの感染状況が変わりました。これまでは特定の国から来た(帰ってきた)人の感染が多かったですが、最近は国内で普通に生活していて感染する人が現れてきました。もっとも好ましいのは人混みを避けることですが、そうもいかない場合には手洗いやアルコール消毒を行なってください。あなたが感染を防ぐことがあなたの家族や大切な人の感染を防ぐことにつながります。

新型コロナウイルスの流行に関して

 中国湖北省の武漢市で発生した新型コロナウイルスは、中国国内では1万人近い感染者が発生し、死亡者も200人を超えた。世界各国でも感染が広がりつつあり、タイや日本では国内で人から人への感染も発生している。こんな状況下で発生したのが、中国では武漢市や湖北省などの新型コロナウイルス感染者が多い地域出身者やこれらの地域から来た人の嫌がらせや差別待遇である。日本などでも中国国籍の人の入店を排除する店も現れ始めた。悲しいかな新しい感染症が起こるたびにこのようなことが発生する。空港や港で検疫を強化して感染者を国内に入れない対策は必要だし、各自が手洗いやマスクの着用、アルコールでの消毒を行う必要はあるが、必要以上に嫌悪感や差別意識をむき出しにすることは私は賛成できない。

終わりなき戦い

  人類の歴史は感染症との戦いとの歴史であったともいえる。ペストや天然痘は歴史上数々の国の運命を変えてきた。日本の場合、仏教伝来とほぼ同時期の6世紀に初めての流行がみられ、藩神(外国の神、つまりは仏教)を崇拝したたたりだと考える人もいた。その後、奈良時代には有力貴族が多数天然痘にかかり朝廷が大混乱になったこともある。この天然痘の流行が奈良の東大寺にある大仏建立のきっかけになったという説もある。ヨーロッパではペストが度々流行し、特に14世紀には大きな流行が起き、中世末期のヨーロッパに大きな打撃を与えた。大航海時代以降は感染症が大陸を超えて広がるようになり、コロンブスの探検隊が15世紀末にカリブ海諸島に到達し、現地の女性と性交渉を行った結果梅毒に感染し、それからわずかな期間で世界中に広まったと言われている。

 交通機関の発達は感染症の流行をさらにたやすいものとしている。1918〜1919年に世界中で流行したスペインかぜは世界中で5億人の人が感染したと言われている。近年でも2003年に中国をはじめ多くの国で広がったSARS(重症急性呼吸器症候群)や2009年にメキシコから流行が始まった豚インフルエンザ由来の新型インフルエンザがあった。他にも鳥インフルエンザの流行があった。

 コロナウイルスは風邪の原因のウイルスのひとつであるが、近年、SARSだけでなく、MARS(中東呼吸器症候群)などの毒性の強いウイルスも出現している。昨年の年末から中国の武漢市で原因不明の肺炎の報告があり、 新型のコロナウイルスであることがわかった。感染者は中国国内にはとどまらず、タイ、香港、オーストラリア、台湾、日本などに拡散している。1月23日から武漢市とその周辺で人の移動を制限し、27日からは中国国民が団体で海外旅行に出ることを禁止して感染の拡大を止めようとしているが、現在のところ感染は広がっているようだ。まずは中国政府が情報を隠さず発信することが必要だと思う。私たちはできるだけ人混みを避け、マスクや手洗い、休息や適切な運動や栄養の摂取に努め、ウイルスに感染しない、抵抗力を高めることが必要だろう。

今何が起きているのか

 今年の冬はおかしい、そんな話をよく聞く、雪が少ない、寒くならない、それにともなって、クマや蛇が冬眠していないといった現象も起きている。海外に目を転じれば、オーストラリアで去年の秋に発生した森林火災は、既に日本の関東地方と東北地方を合わせたくらいの面積を焼失し、まだ鎮火の目処が立っていない。この火災ではおよそ1万km離れた南米のチリでも火災による煙が観測され、既に地球規模の災害になっている。火災の原因は高温と乾燥、そして脂分の多いユーカリの木と言われる。

 環境省の資料によると、21世紀末の気温は20世紀末と比べて、1.1℃〜6.4℃上がると予想されている。また、海の海水面は同じ期間で0.18m〜0.59m上昇し、海水の酸性化も進むと考えられている。降水量は高緯度地域では増え、低緯度地域では減ることが予想されている。日本においては異常な高温日数が増加している。既に現在は1970年代と比べて、最高気温35℃以上になる日は3倍に増えている。また、近年は1日に200mmを超える大雨の日数が100年前と比べて1.5倍に増加している。今以上に夏の暑さは厳しくなることが予想され、台風はより強く、海面の上昇に伴って浸水被害がより増加することが予想される。

 私たちは現実から目をそらしてはいけないだろう。今地球で何が起こっているか、そして私たちに何ができるか、いろいろな人の声に耳を貸すべきだろうと思う。

グリーンでスローに未来はある

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 いわき市小名浜地区で、環境省、いわき市、いわきタクシー、ソフトバンクなどが実施している「グリーンスローモビリティを活用した次世代交通システム実証」を体験した。10人乗りの小型電気バスを使用して、平日は小名浜地区の公共施設やイオンモール、ヨークベニマルなどを事前予約した人が乗れるオンデマンド運行、休日はアクアマリンパークを起終点にイオンモール、小名浜市街地、ララみゅうなどをめぐる路線バス的な運行を行う。私は平日に小名浜支所からアクアマリンパークまでのオンデマンド運行を利用した。

 黄色と黒の小型電気バスは全幅1900mm、全長4405mm、全幅はやや大きいが、全長が5ナンバー企画に入り、非常にコンパクト。今日は私1人と乗務員のみだが、定員の9人が乗ってもさほど狭くはなさそうだ。最高速度は19km/hだから、幹線道路ではややきついがのんびり大きな窓から街並みを眺めるのは気持ちがいい。小名浜支所からアクアマリンパークまで10分少々の旅であった。

 このグリーンでスローな小型電気バスは、小さいから病院の正面玄関やスーパーマーケットの玄関先まで乗り入れできるだろうし、駅前の細い道や住宅街の細かいところまで乗り入れができるだろう。また、速度が遅いから、歩行者とも共存できるだろうし、排ガスを出さないから自然公園や史跡でも使えそうだ。小さいし速度が遅いから幹線や長距離の路線には使えないが、駅やバスターミナルを起点に公共施設や医療機関、商業施設を巡回するバスや、既存のバスが入れない住宅地や集落を巡回するバスとして使えそうだ。そうなると、高齢で運転免許証を返納した人や、観光客、障害があって運転ができない人、外国から日本に働きにきている人など色々な人の頼れる足になる可能性があると思う。あとは、自動運転の機能が付くことだろう。

愛することとは

 新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。今年最初の投稿はここ10年ほどネット上で見かける不思議な人についてです。

 人や物を好きになるって、相手の長所も短所もひっくるめて好きになることだと思っている。「うちの奥さん、料理が美味いけれど喧嘩っ早いんだよね」とか、「俺のクルマはかっこいいんだけど、燃費が良くないんだよね」など良い面悪い面両方を知った上で良い方が大きいから好きというのが普通のことだと思っている。ところが世の中には理解しがたい思考回路を持つ人がいて、国のことになると、「あの時代のあれは良くなかったね」とか、「日本より◯という国の方がこの点に関しては優れているね」などというと、ムキになって「日本を貶(けな)しめるな」、「売国奴」、「お前は在日か」などという人がある。そういう人はおそらく好きな芸能人やスポーツ選手、初恋の人などはタグのついたままの服を着ていたりをイビキをかいて寝たりしないと思っているのかもしれない。どんな美女だってタグのついたままの服を着ていることはあるし、くらいどんなイケメンだってイビキをかくように、国だって過ちを犯すし、他国に負けることだってある。そう考えないと生きるのが苦しくなると思うけど。

感謝

  2019年も今日で終わります。今年1年を振り替えると、私も家族も大きな病気や怪我をすることはありませんでしたし、去年父がこの世を去り、その後始末も大きく揉めることもありませんでした、あ、一部例外はありましたがそういう人はそれまでのご縁だったのだと思います。今、大掃除や新年の準備をしながら、家族や友人など私にとって大切な人に感謝しながら過ごしています。しかし、秋には台風による大雨で、自宅は床下浸水、あと数センチ水が上がれば床上浸水という状態で、危うく家財道具一式を失うところでした、駐車場に止めてあった車は1台水没して廃車になってしまいました。改めて災害の恐ろしさを実感しました。まもなくやってくる2020年は災害がないことを心より祈っています。そして、皆様が良い年を迎えられますことを心より祈っています。本当に今年一年ありがとうございました。

モアベターな選択をすること

  アルピニスト・野口健(46)が12月12日、Twitterで環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)を非難した。ネットでは賛否が分かれている。同日、Twitterにある記事を投稿した野口。そこには、グレタさんが電車に乗って食事をする様子が掲載されていた。そして、こうツイートした。
 「あれ? 電車に乗っていらっしゃるのかな? 飛行機が× という方はもちろん車も× だろうし、てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが…」
 CO2の排出量が多い飛行機の利用を批判しているグレタさん。12月に開かれた「COP25」に参加する際、ヨットで大西洋を横断したことが話題を呼んでいた。飛行機での移動に否定的なグレタさんに、「馬車で移動しているのかと思った」とつづった野口。そのツイートは“CO2を一切排出しない移動方法”を選択しなかったグレタさんを皮肉っているようだ。(女性自身より引用)

 ごめんなさい、野口さん、あなたのおっしゃる意味が理解できません。そもそも人間が環境に負荷をかけず生活することなど不可能なのです。人間は生きているだけで呼吸により二酸化炭素を排出します、食料を得るために田んぼや畑を作ることも地球環境の改変で環境負荷がある。この時代に全ての物を自給自足している人はあまりいないでしょう。ほとんどの物は他の人が作り、他の場所から運ばれてきますが、それも当然生産や運搬には二酸化炭素の排出が伴う。人間は移動をする動物ですが、歩いて移動しても馬車で移動しても環境負荷がゼロということはそもそもあり得ない話なのです。飛行機や自動車での移動はそもそも環境負荷が大きすぎることは言うまででもありません、その中で電車(鉄道)は自動車のおよそ9分の1の二酸化炭素排出量で済む環境負荷の少ない手段、つまり、モアベターな手段を選んだだけの話だと思います。多くの人ができる範囲でモアベターな選択をする、それが今私たちの課題なのだと思います。

ネチケットについて思うこと

最近、「ネチケット」という言葉をあまり聞かなくなった。1990年代の後半から2000年のあたり、ちょうどネットの使用が一般的になる時期に、ネット利用のエチケットとということで生まれた言葉である。例えば、不必要に大きなデータの画像などを送らないとか、掲示板荒らしをしないなどである。そのひとつに、政治と宗教の話はしないというものもあった。不必要に大きなデータを送ると、ダイヤルアップでの接続が主であった時代にはダウンロードにかなりの時間がかかったし、ネット掲示板に他者の人格否定や関係ない内容を書かれるのは迷惑行為そのものだと思う。しかし、政治や宗教をタブーにするのは私はおかしなことだと思う。たしかに、宗教や政治は人の思想の根幹の部分だし、立場が違えば対立点になりやすい。しかし、政治は生活や私たちの将来に直結した問題だし、宗教はその人の生き方や地域の文化と深く関わる。そういうことを全く話題にしないのは底が浅い上っ面の会話しかできないことになる。相手の人格や考え方を否定しない、相手の意見に聞く耳を持つ、それができればネット上で政治や宗教を話題にすることはなんら問題ないと思うのだが皆さんはどうでしょうか。

生活すること、生きること

 7月に起きた京都アニメーション放火殺人事件は今でも記憶に新しい。この事件は、京都市伏見区にある京都アニメーション第1スタジオに男が押し入り、ガソリンをまいた上火をつけ、同社の社員36名が死亡、33名が重軽傷を負う痛ましい事件であった。犯人の男も思い火傷を負い一時重体と伝えられていたが、現在は快方に向かい会話もできるようになっているという。犯人は病院を転院する際、医療スタッフに「人からこんなに優しくしてもらったことは今まで一度もなかった」と話しているという。

 私はこれから犯人の男をかばうわけではないことは最初に言っておきたい。この事件はまれに見る凶悪事件であり、被害者や家族の心情を考えると、裁判で真実を明らかにしたうえで犯人は重い刑罰を受けるべきだと思う。それにしても犯人の意っていうことが本当なら、彼の人生はなんと悲しい人生だろうと思う。報道などで伝えられるところによると、彼は両親の離婚によって幼少期以来母親に会っていない。父親は彼が21歳の時に死去し、兄弟ともずっと連絡を取っていないようだ。小学校の時からいじめにあって、中学校は不登校、定時制の高校に入学したものの卒業はしていないようだ。職場も転々として、彼と親しい人は誰ひとりいない孤独な人生だったようだ。

 家電製品などが発達したり、コンビニエンスストアなどが登場したことで、人間はひとりでも生活していくことが容易になった。しかし、ひとりで生活することができるからと言ってひとりで行くることができるわけではない。人は誰かと繋がっていることで生きがいを見いだしたり、喜びや悲しみを分かち合うことができる。もし彼が誰かと繋がって生きることができたもう少し違った人生もあったのかもしれない。どうか皆さん、ひとりぼっちで生きている人、あるいはそうなりそうな人がいたら、ちょっとだけ気持ちと言葉をかけてあげてください。それで救われる人生があるのかもしれません。

災害、天災か人災か

  ここ数年大きな水害が増えてきた。2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨、そして、今年は豪雨、水害の当たり年のような年になった。9月には台風15号の影響で千葉県を中心に大きな被害がでた。10月になると台風19号の影響で、宮城県、福島県、神奈川県、長野県などで河川の決壊が起き深刻な被害が出た。日本は夏から秋に集中豪雨や台風で多量の雨が降り、洪水や土砂崩れなどの被害が出やすい環境にあるが、最近の雨の降り方は以前とは違うという声を聞くようになった。日本近海の太平洋は、世界的にみても海水温の上昇が著しい海域で、これが台風の発達を促進しているという指摘もある。近年の夏の猛暑、海水温の上昇による大型台風の襲来、もしこれが広く言われている地球温暖化の影響だとしたら、そして地球温暖化が二酸化炭素などの温暖化ガスの排出によるものだったら、私たち人間の生活のあり方を大きく見直さなければならない時期に来ているのかもしれない

台風19号、その後

 台風19号による水害から1週間が経ちました。夏井川の洪水があった地区では、この1週間の間に、泥だらけの道路が少しきれいになり、路上のに放置されていたクルマがだいぶ撤去されました。場所によっては1階の天井近くまで浸水した家屋や店舗も泥のかき出しや掃除が始まり、一部では開店した店舗もあります。しかし、平浄水場が浸水で被害を受け、未だ断水しており、復旧の目処が立たず、公民館や公園に設置された給水所が頼りです。また、公園や道端には水害で出たゴミがうず高く積み上がり、断水と合わせて衛生状態の悪化が心配です。
 私は辛くも自宅の床上浸水は免れましたが、床下浸水、クルマが1台水没という被害を受けました。幸い、私も家族も怪我はなく元気ですが、断水の解消までは日常生活の完全な復旧には至らなそうです。救いは電気が通じていること、市内に被害のなかった地区があり、少し移動すれば買い物に困らないこと、何より、家族や親族、友人、職場の人からの温かい言葉や支援があったことに助けられています。

変わるモーターショー

  ドイツのフランクフルトモーターショーは、 世界でも有数のモーターショーである。かつて世界5大モーターショー(フランクフルト、デトロイト、パリ、ジュネーブ、東京)のひとつと言われた東京モーターショーは今では日本の自動車メーカー中心のローカルモーターショー化が進んでいるが、フランクフルトモーターショーも多くな変化が起きているようだ。

  ひとつは、自動車メーカーの出展の縮小。かつて日本の自動車メーカーもフランクフルトモーターショーにこぞって出展していたが、今回はトヨタ、日産、マツダ、スズキ、スバル、三菱が出展を見送った。日本以外の自動車メーカーも、プジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオなどが出展を見送っただけでなく、お膝元のドイツの自動車メーカーの中でもメルセデスベンツ、スマート、BMWなどが出展の規模を縮小し、かなり寂しい内容になったようだ。代わりに中国の自動車メーカーが出展を増やし、ここは北京か上海かという状況になったようだ。

  もうひとつの大きな出来事は、フランクフルトモーターショーの開催初日に、環境保護団体が抗議デモを行い、内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、もちろんハイブリッド車も含む)を使わない交通環境を訴えた。ドイツはヨーロッパにおける自動車産業の本場というべき国でこの動きは驚愕に値するだろう。

  日本やドイツなどの先進国ではとっくにクルマがある生活が当たり前になっている。むしろ日本では都市部への人口集中により、クルマを必要としない人が増えてきた。クルマが夢の存在から、冷蔵庫や電子レンジのようなあって当たり前の存在になってきたのではないかと思う。そのような意味では、これからクルマの普及が進む中国や東南アジア、インド、中近東などのモーターショーが盛り上がったり、これらの国々の自動車メーカーが展示に力を入れていくのではないかと思う。

秋の夜長に

   気がつけばすっかり秋めいてきた。空気が乾燥して、空が高くなり、虫の声が心地よく響いてくるようになった。夕方あっという間に暗くなり、暑かった夏から秋へ駆け足で進んでいるのがよくわかる。こんな時期は読書が楽しい。私は鉄道や旅行が好きだから、宮脇俊三や内田百閒の紀行文を読んだり、旅行を主題としたブログを読んだりしている。早く暗くなって気候も良くなるこの時期、じっくり読書をするのもいいと思う。いわゆる本だけでなく、ブログや電子書籍でもいいと思う。読書の素晴らしさは、自分ができない体験を著者に代わりにやってもらったり、自分が行けない世界に行ったりできることだと思う。そういえば、先日亡くなった安部譲二さんのエッセイも面白かった。彼の体験した世界はそうそういけるものではないし。

私の願い

  中東のサウジアラビアのアブカイクとクライスにある国営石油会社サウジ・アラムコの施設がドローンの攻撃を受け、火災が発生した。この攻撃によって、1日あたり570万バレル(9億1200ℓ)の生産が減少した。サウジアラビアはアメリカに次ぐ世界第2位の石油生産国であり、
世界の石油生産量の10%を超える石油を生産している。日本をはじめとする石油輸入国は石油の備蓄をしているからすぐに石油製品の価格が上昇することはないかもしれないが、北半球がこれから石油の需要期である冬に向かうので、徐々に影響は出るかもしれない。それ以上に怖いのは、ドローンが本格的に兵器として使われるようになったことが怖い。

  1903年12月17日、アメリカのキティホークで、ライト兄弟が製作した、わずか12馬力のエンジンを付けた飛行機がわずか12秒、距離にして120フィート(36.5m)飛行した。これが人類初の動力付きの飛行機であった。それから間もなく、1911年に起きた伊土戦争では、飛行機は偵察に、その後爆撃に使用されるようになり、1914年に起きた第一次世界大戦では戦闘機も登場した。その後、飛行機の技術の発達は軍事利用と切っても切れないものになっている。ドローンも軍事利用と切り離せないものになってきたのだろうか。もちろん、ドローンの技術そのものが悪いわけではない。飛行機の発達によって、人や物が国境を超えて短時間で移動できるようになり、東京にいた人が翌日にはローマやパリにいることが普通のことになったし、ニューヨークで投函された手紙が大阪に何日もかからずに届くようになった。ドローンも、災害の状況把握や貨物輸送、警察の捜査など、活用できる分野は広いだろう。軍事利用の全てをダメだというつもりはないが、技術は人間を幸せにするために使ってほしい。

京急線事故が残したもの

   横浜市の京浜急行本線神奈川新町駅近くの踏切で、大型トラックと快特電車が衝突し、大型トラックの運転手が死亡し、電車の乗客ら35名が負傷をするという大きな事故が起きた。事故から2日以上が経ち、徐々に事故の状況も明らかになってきた。まだ捜査途中ではあるが、日本の多くの地域で抱える問題が浮き彫りになった事故であると思う。
   大型トラックは横浜市内でレモンやグレープフルーツなどの荷物を積み、一旦国道15号(第1京浜)を西に向かい、交差点をUターンするような形で首都高速に乗るようなルートを教えられていたようだ。しかし、その交差点で右折してしまい、京浜急行仲木戸駅方面に向かってしまい、その先にある、JR京浜東北線、東海道線、横須賀線のアンダーパスの高さ制限の標識にいく手を阻まれ、線路沿いの幅員3mほどの細い道路に入ってしまったようである。現場は京浜急行本線とJR京浜東北線、東海道線、横須賀線の線路に挟まれた川の中州のようになった住宅地で、大型トラックどころか、乗用車でさえ通りたくないと地元の人が言う場所であったようである。そして、突き当たりの交差点を左折して国道1号(第2京浜)に向かおうとしたがうまくいかず、右折して国道15号(第1京浜)に戻ろうとして踏切に侵入したようだ。大型トラックは現場の踏切近くでおよそ20分間切り返しを繰り返し交差点を出ようとしていたが、うまくいかなかったようだ。また、大型トラックと電車が衝突するおよそ40秒前には踏切の非常ボタンが押され、運転士に踏切の異常を示す信号も点灯したが、衝突を回避することはできなかった。

   この事故は多くの問題を私たちに投げかけた。最大の問題は踏切の存在。国土交通省の資料によると、全国にはおよそ3万3000カ所の踏切がある。徐々に減ってきてはいるが、踏切を解消するには線路か道路を高架にするか地下化するしかない。それには莫大な費用がかかり相当難しいだろう。 とはいえ、少しづつでも減らしていくしかないだろい。次の問題は、道路事情である。大型トラックが通行困難な道路があり、その案内が不十分な箇所がある。私が知っているところでも、数カ所、交差点を曲がってしばらくしてから大型車通行困難の標識がある。そういう情報は交差点の手前にないと非常に困るだろう。最後に、踏切の非常ボタンが押されたのに電車が止まりきれなかったという問題がある。電車は急に止まれないものであって、今回の事故にあった京急1000型電車は最高速度120km/hで運転されている。この場合、停止するのにおよそ500m必要なことになる。一方、運転士に踏切の異常を知らせる信号は現場の340m手前にあり、さらにそこより手前から信号が確認できるから十分止まれる可能性があった。しかし実際には止まれなかった。そのあたりもこれから先の調査を待ちたい。

踏切の解消も、狭い道も解消がこんなのであれば、そのような状況でいかに安全を図るか、これからの大きな課題だと思う。末筆ながら亡くなった大型トラックの運転手のご冥福と負傷をした電車の乗客の回復を切に願う。

考えなければならない未来

   衝撃的なニュースを耳にした。青森県のある市にある総合病院が看護師の不足で病棟の一部閉鎖の危機に直面している。原因はここ数年退職者が採用者を上回り続けること。看護師の数が減れば入院患者のケアをするために夜勤の回数が増える。この病院では多い人で月に8〜9回の夜勤をこなしているそうで、相当な激務と言えるだろう。その激務が退職者を増加させる原因になり、益々残った看護師に重い負担がかかるようになる。このままの状態が続くと2021年には夜勤体制が組めなくなり、一部病棟の閉鎖や入院患者の制限に踏み切らざるを得なくなるそうだ。この地域は元々大きな病院は少なく、この病院が機能しなくなったら、遠くの病院まで通院や入院しなければならなくなり、多くの人が不便を強いられるだろう。もちろん、他の地域の病院も十分な体制がある保証などどこにもない。
   

   大阪近郊のセブンイレブンの店主が、日曜日の休業を本部に申し入れた。ここも原因は人手不足、店を支えていた外国人留学生が帰国して、店主と数少ない人数で店の営業を続けることが困難になってきたからだ。現在、都市部のコンビニエンスストアを中心に外国人の力によって支えられていることが多い。それでも人手不足の場合は店主やその家族が休日や深夜のシフトに入ってしのいでいる場合が多い。コンビニエンスストア本部との契約上、勝手に店を閉めることは許されない場合が多い。

    日本の総人口は2004年に1億2784万人でピークに達したあと減少に転じ、2030年には1億1115万人、2050年には9515万人に減少するとみられている。外国人は増加を続けているが、それでも、日本人の減少を補うには至っていないし、間も無く台湾、韓国が人口減少に転じ、中国もあと10年程度で人口減少に転じ、東南アジアも多くの国で少子化が進んでいる状況では、いつまで外国人に頼ることができるかは定かではない。いや、日本が稼げる国であるから外国の人が来るのであって、日本経済の停滞が続けばそう遠くない将来、日本の人が中国や韓国、台湾、東南アジアに働きに行く時代が来るのかもしれない。そうなった時に、日本国内での労働力不足がもっと深刻になることも考えられる。考えたくはないけれど、考えなければならない恐ろしい未来だ。

甲子園が変わる?

  私は高校野球を見ることが好きだ。特に夏の高校野球はお盆前後の比較的家にいることが多い時期に行われているから見ることが多い。今年の大会は逆転や接戦の面白い試合が多く気がつけば1試合終わるまでテレビにかじりついていることもあった。おそらく多くの人が楽しみにしている高校野球だが、そう遠くない将来、開催方法が変わるだろうなという予感がある。
  昨今の猛暑は以前では考えられなかったものである。高校野球の会場である阪神甲子園球場がある西宮市の8月の最高気温は、20世紀はじめには30℃程度だったものが、現在は33〜34℃になっている。全国的に熱中症は深刻な問題になっており、西宮市も例外ではない。夏の高校野球は暑さのピークの時期に行われており、選手や審判、観客の負担は相当なものになっていると考えられる。 もっとも簡単なのは会場を北海道に移してしまうことだが、西日本の高校の遠征費が恐ろしいことになりそうだ。いずれにしろ、開催時期、開催時間、イニング数、球場設備などに大きな見直しが加えられることになりそうだ。これに対し、「甘えだ」「俺たちの楽しみを奪うな」という声も聞かれそうだが、昨今の暑さは鍛えたり精神力で乗り越えられるような問題ではなくなりつつあると思っている。
  実はことは高校野球の話だけでなく、私たちの生活の仕方全てに関わってくるのだと思う。先日大阪の遊園地で着ぐるみでダンスをする男性が亡くなったが、命を最優先した生活のあり方に切り替えていかないといけない時期になっているのだと思う。

終戦の日に

   かつて戦争は兵隊同士がするものでした。しかし、現代の戦争は市民も巻き込んだより凄惨なものになりました。1939年〜 1945年にかけて行われた第二次世界大戦では、軍人の死者が、連合国(アメリカ、イギリス、フランス、ソビエト連邦、中華民国等)、枢軸国(ドイツ、イタリア、日本等)合わせて2500万人前後なのに対し、市民の死者は一説には4000万人近いとも言われています。今も地球上では戦争が行われています。1日でも早く戦争のない世界が実現することを心から願っています。そのために今日は祈ります。

  近年、近隣諸国に対し挑発的な態度をとる政治家が増え、それを賞賛する人が増えてきた。対話が途絶えることが最も危険なことだと思う。対話をすること、私たち国民も可能ならどこかひとつの国でいいから交流を持つことが大切なのだと思う。

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