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走れ!キワ90

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 「帯に短し、襷に長し」というか、アイディアは素晴らしいが出来栄えは残念というかそんな話。今は日本国中どこに行っても立派な道路があり、トラックがバンバン走っているが、1960年代までの日本の物流を支えていたのは貨物列車であった。今は貨物列車が走るのは幹線ばかりになったが、かつてはローカル線にも貨物列車が走っていた。貨物は貨車に積まれるが、貨車にはモーターやエンジンなどの動力装置が積んでいない、そのため、機関車に牽引されることになる。ローカル線はお客の数が少ないが、貨物の量も少ない、蒸気機関車やディーゼル機関車が2、3両の貨車を牽いてトコトコ走っている様子はそれは美しい光景だっただろう。しかし、当時たくさんのローカル線を抱える国鉄にとってはそんなのんきなことは言ってられなかった。ちょうどこの時期、ローカル線の旅客列車はディーゼルエンジンを床下に積んだディーゼルカーが普及していた、ディーゼルカーは蒸気機関車よりも速度が速く、少ない人数で走らせることができ、終点で機関車を付け替える必要が無かった。ディーゼルカーはローカル線の旅客輸送のサービス水準と効率の向上に貢献した。それなら貨物輸送も床下にディーゼルエンジンを積んだディーゼル貨車を開発したらローカル線の貨物輸送の効率化が図れるのではないかと当時の国鉄の人は考えた。

 早速ディーゼル貨車は試作されて、宮崎県の妻線で運用された。しかし運用された結果は芳しいものではなかった。まず、エンジンのパワーが不足していた。180馬力のエンジン1基搭載では、比較的軽い旅客ならまだしも、重い貨物の輸送には力不足であった。さらに、妻線だけで完結する輸送ならともかく、幹線である日豊本線を経て福岡、北九州、大阪方面への輸送では他の貨車に積み替える必要があった。これでは効率化もへったくれもない。結局、キワ90は短期間使われただけで持て余される存在だった。

 私がこの哀れな存在の車両を知ったのは、子供の頃読んだ鉄道図鑑だった。当時はキワ90の写真の下に「現在は使用されていません」という表記がされているのが気になった程度であるが、今は妙にこの哀れな存在の車両が気になるようになった。それに、他の車両の半分以下の8mのボディに飾り気の全くないデザイン。これはこれで好ましく思えるようになった。もし、キワ90が登場した60年前の宮崎に行くことができれば、昼にはこいつが走っている姿をじっくり眺め、夜には芋焼酎で美味い地鶏料理を味わいたいものである。

楽しみは身近にある

 ゴールデンウィークには毎年どこかしらに遠出していた。例えば去年は、福島県いわき市の自宅から、クルマで秋田県・山形県に2泊3日で出かけた。横手焼きそばは美味かったし、増田の古い町並みも良かった、菜の花畑の向こうにそびえる鳥海山は美しかったし、旅館の部屋から見る日本海に沈む夕日は最高だった。遠くにいかなければ、見たり味わったりできないものはたくさんあると思う。

 しかし、今年は一変して新型コロナウイルスの蔓延で外出の自粛が続いている。私も自宅とその周辺で過ごしている。つまらない連休かと思う人もいるかもしれないが、意外とそうでもない。毎日1度か2度は徒歩や自転車で自宅周辺の散歩に行っている。そうすると色々いいものが見えてくる。フジの花は見頃になっているし、ツツジの花も萌えるようだ。自宅からさほど離れていないとこに麦畑があることは知らなかったし、田んぼに水が張られるようになると賑やかなカエルの合唱が聴こえるようになってきた。時間があるから普段よりもずいぶん時間をかけてクルマをピカピカにすることができたし、テイクアウトで自宅で美味しいものを食べることができた。自宅やその周辺で過ごすゴールデンウィーク、それはそれで案外悪くないと思う。

ご無事で

 新型コロナウイルスの感染は拡大を続け、世界での感染者は206万人、死者は14万人、日本での死者は1万人を超え、死者は150人を超えた。最初の感染が確認されたのが中国湖北省の武漢市で公式に確認れた感染者が12月8日、それから4ヶ月ほどで200万人を軽々と超えてしまったわけである。こうなると、2009年の新型インフルエンザ(世界で死者1万4000人以上)や2002年のSARSコロナウイルス(世界で感染者8000人以上、死者700人以上)を軽々と超え、1968年の香港かぜ(世界で死者75万人)や1957年のアジアかぜ(世界で死者100万人)クラスの大規模な感染になるかもしれないし、悪くすれば11918年から1920年にかけて世界で5000万人から1億人が亡くなったと言われるスペインかぜに匹敵する事態だってあり得なくはないだろう。

 考えたくないことだが、私の周囲の人や大切な人の中にも新型コロナウイルスに感染する人もいるかもしれないし、ひょっとすると亡くなる人がいるかもしれない。このまま感染が拡大すれば、医療体制が機能しなくなり、たとえ新型コロナウイルスに感染しなくても他の病気や怪我で十分な治療が受けられなくなるかもしれないし、世界的な物流が滞り生活に必要な食料品や日用品が行き渡らなくなるかもしれない、場合によっては行政や警察の機能が低下し治安の確保もままならなくなるかもしれない。経済へのダメージも相当で、既に就職活動をしている学生には影響が出ていると聞いているし、飲食業、宿泊業、航空、バス、音楽などの業界は深刻な影響が出ている。

 とにかく今できることは、新型コロナウイルスに感染しないこと、感染者が増えればそれだけ医療体制に負荷がかかり、助かる人が助からなくなる。そして、周囲の人や大切な人とのつながりを大事にして、心身の健康を守るようにすることだろうと思う。感染が収束するまで外出は控えるし、人に会うことも出来る限り減らすが、感染が収束したあかつきには、ぜひお会いして無事だった喜びを分かち合いましょう。とにかくそれまではご無事で。

こんな時だからこそ

 C96e5de703cd45988b12c06abcc37bfa 新型コロナウイルス感染者の増加で人混みや至近距離での会話などを避けることが求められています。逆に言えばこれらを避ければ屋外に出ることも決して悪いことでないのかなと思います。
 屋外に出れば、私の住む地域ならまだ場所によってはまだ桜が咲いているし、菜の花もチューリップも芝桜も綺麗です。竹林には竹の子も顔を出しています。花を見て気持ちが落ち込む人はいないし、季節の変化は不確実なことの多い人の世で数少ない確かなものだと思います。皆さんも近くの花や季節の変化を探しに行きませんか?

8時だヨ!な少年時代と今思うこと

  1970年代末から1980年代半ばに小学生時代を過ごした私にとって、週末の大きな楽しみは、土曜の夜8時のあの番組だった。午前中半ドンの授業を終え、昼食をとると、友達とゴムボールで野球をするか、ファミコンをするか、1人で自転車に乗って駅前や田んぼの中の道を走り回るか、家で本を読むのが良くある土曜日の過ごし方だった。家族がそろって夕食をとりながら「巨泉のクイズダービー」をみて、その次が土曜日の最大のお楽しみのあの番組になる。そう、「8時だヨ!全員集合」である。最初のメインコント、学校コントだったり、会社コントだったり、コンバットコントだったり週替わりで飽きることがなく笑いっぱなしだった。志村けんや加藤茶の繰り出すギャグは当時の男子小学生の週明けの話題の中心だった。仲本工事は身体能力の高さを生かした見せ場を作ったし、高木ブーは存在自体が面白かった。いかりや長介はリーダー的存在ながら身体を張ったギャグが面白かった。「チャー、チャチャチャ、チャッチャチャッチャラチャッチラチャッチャチャッチャ」で始まるいわゆる「盆回り」の曲が流れるとメインコントは終わり、ゲストの歌手の歌を挟んで、後半のコントも面白かった、志村けんが「東村山音頭」を歌った合唱隊のコーナー、志村けんと加藤茶のひげダンス、楽しい時間はあっという間に過ぎた。エンディングで加藤茶が「お風呂入れよ」や「頭洗ったか」という声を聞くともうそろそろ寝る時間だった。
 志村けんは「8時だヨ!全員集合」が終わった後も「ドリフの大爆笑」や「バカ殿」などで楽しんだし、高倉健主演の「鉄道員」では映画俳優という新しい姿を見ることができた。まだまだやりたいことがあり、本人は無念だし、私たちドリフ世代にとっては残念だが、この世を去ってしまった。先日の追悼番組に加藤茶、仲本工事、高木ブーが主演してそれぞれの思いをかたったが、仲間として長年やってきた愛情が感じられた。本当に愛された存在なのだなとかんじた。本当にありがとうございます。そして忘れません。

今できること、してほしいこと

私たちが出来ること

・手洗いやうがいをすること。
・外出から帰ったら着替えをして顔を洗うこと。
・外出後できるだけ早く入浴やシャワーを浴びること。
・疲労を溜めないこと。
・睡眠をしっかりとること。
・人混みは避けること。特に屋内の換気の悪い場所。
・マスクをつけ、他の人にくしゃみなどの飛沫がかからないようにすること。マスクがなければ自分の手や衣類でも良い。その場合、すぐに手を洗う。
・今する必要のない外出は感染拡大が収まってから。
・食料品や日用品などの買い占めはしない。
・家族や身近な人が何より大切、このような時、不安を抱えて孤独になるのは精神衛生を保てなくなる。直接会わなくてもいい、何らかの方法で人とつながってください。

 

政府や地方自治体にお願いすること

・PCR検査を迅速に行う体制を整えること。(日本のPCR検査数は少なすぎる。おそらく把握されていない感染者はいる)

・情報を隠蔽せず公開すること。

・オリンピック、パラリンピック開催にこだわらないこと(感染拡大を収束させることが大前提)

・生活に困窮している人に早急に支援をすること。

・宿泊、航空、バス、テーマパーク、飲食を始め需要が急減している業界の倒産や解雇を防ぐための支援をすること。

Google mapで世界旅行 アフガニスタン・バクトラ

 高校の世界史の教科書では、中国や西欧、近代以降のアメリカやアジア各国の歴史には触れるが、それ以外は割とあっさりとした記述になることが多い。授業時間数が限られているから取り扱える内容には限りがあるのはやむを得ないが少々不満もあった。私はそれ以外の地域の歴史について高校生の頃図書館に通って本を読み漁ったが、最も難解だったのは中央アジアの歴史だった。多くの民族や文化、宗教が入り乱れ、面白いけれど全体像を把握しにくかった。現在のアフガニスタン北部を中心とするバクトリアにかつてギリシャ系の国家があったと聞くと驚く人も多いと思う。グレコ・バクトリア王国というのがそれである。その首都がバクトラで、その後、大月氏国、クシャーナ朝でも繁栄した。クシャーナ朝の領域に現在のパキスタン北部のガンダーラがあり、カシニカ王のもと仏教美術が繁栄した。ガンダーラの仏教美術は後に日本にも影響を与えた。
 世界史の上で重要な役割を果たしたバクトリアだが、現在でもアフガニスタンの情勢は不安定でなかなか簡単に行くというわけにはいかない。今朝はGoogle mapで空からバクトラの遺跡を眺めた。長年の雨風でかつての城壁は崩れているが、それでもかつての繁栄を想像することは十分に可能だ。バクトラの遺跡の南側にはバルフという町があり、町の真ん中には青いモザイク状のタイルが美しいモスクがある。町の周囲は砂漠が多いアフガニスタンには珍しく緑が多く、ここに人が集まる条件はあるのだと納得する。想像力さえあればこんな形で自宅で世界旅行を楽しむ、それもまたいいものだと思う。

異常な日常

 ずいぶん昔のことだが、永井荷風の「断腸亭日乗」や宮脇俊三の「時刻表昭和史」を読むと、「〇〇市が空襲を受けた」という新聞記事に接したり、食料の買い出しに苦労したり、それまでなかった異常な事態もしばらくするとそれが当たり前のような感覚になってくるというような記述があった。当時は今ひとつ実感が持てなかったけれど、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故、そして今回の新型コロナウイルスによる新型肺炎の流行に接するとなるほど、こういうことかと実感できるようになってきた。

 今回の新型コロナウイルスの流行では、ドラッグストアやホームセンター、スーパーマーケットの店内からマスクが消えた。私は花粉症があるので、毎年1月にはマスクを購入するようにしているが、自分がマスクを購入した3日後にはあれだけあったマスクがきれいさっぱり消滅していた。幸い、それまでの買い置きもあり、マスクに困る心配は当面いらないが、あっという間に当たり前に買えたものが当たり前に買えなくなることの恐ろしさを感じた。続いてアルコール消毒液が消え、今度はトイレットペーパーやテッシュペーパーが消えた。マスクの場合、新型コロナウイルスが最初に蔓延した中国からの輸入に多くを頼っているからやむを得ないが、トイレットペーパーやテッシュペーパーは国内産が多いからデマから混乱になったのだろうと思う。そうしているうちに、プロ野球のオープン戦は無観客試合になり、小学校から高等学校までの学校は休校になり、コンサートは中止になり、美術館は閉館になった。そして、この異常な状態はこれから1週間や2週間で解消するとは思えない、これが当分の間当たり前になっていくのだろうか。

気になったこと

 Twitterを見ていると、テレビなどには現れない新型コロナウイルスに関する情報が見えてくる。ただし最初にことわっておくが、Twitterは匿名で投稿できるし、意図的にデマを発信する者もいるだろう。それでも「そういうこともあるかもしれない」と人しておく意義はあるかもしれない。

・発熱し、肺炎の症状が現れても、新型コロナウイルスの検査をしてもらえないという投稿が複数あった。検査の拒否の理由は「中国(武漢)から来た人からの接触が確認できない」であった。

・大阪の医療関係者のツイート、新型コロナウイルスが疑われる入院患者がいるのに、病院側は病院の閉鎖を恐れて意図的に検査をしない。

あなたと大切な人のため

 今日は青梅マラソンが行われます、サッカーのルブァンカップも行われます、テーマパークやショッピングモールもたくさんの人でにぎわうでしょう。映画や演劇を楽しむ人も多いと思います。電車やバスに乗る人もたくさんいます。冠婚葬祭で集まる人もいれば、宴会などで多くの人に会う人もいます。

 ここ数日で新型コロナウイルスの感染状況が変わりました。これまでは特定の国から来た(帰ってきた)人の感染が多かったですが、最近は国内で普通に生活していて感染する人が現れてきました。もっとも好ましいのは人混みを避けることですが、そうもいかない場合には手洗いやアルコール消毒を行なってください。あなたが感染を防ぐことがあなたの家族や大切な人の感染を防ぐことにつながります。

新型コロナウイルスの流行に関して

 中国湖北省の武漢市で発生した新型コロナウイルスは、中国国内では1万人近い感染者が発生し、死亡者も200人を超えた。世界各国でも感染が広がりつつあり、タイや日本では国内で人から人への感染も発生している。こんな状況下で発生したのが、中国では武漢市や湖北省などの新型コロナウイルス感染者が多い地域出身者やこれらの地域から来た人の嫌がらせや差別待遇である。日本などでも中国国籍の人の入店を排除する店も現れ始めた。悲しいかな新しい感染症が起こるたびにこのようなことが発生する。空港や港で検疫を強化して感染者を国内に入れない対策は必要だし、各自が手洗いやマスクの着用、アルコールでの消毒を行う必要はあるが、必要以上に嫌悪感や差別意識をむき出しにすることは私は賛成できない。

終わりなき戦い

  人類の歴史は感染症との戦いとの歴史であったともいえる。ペストや天然痘は歴史上数々の国の運命を変えてきた。日本の場合、仏教伝来とほぼ同時期の6世紀に初めての流行がみられ、藩神(外国の神、つまりは仏教)を崇拝したたたりだと考える人もいた。その後、奈良時代には有力貴族が多数天然痘にかかり朝廷が大混乱になったこともある。この天然痘の流行が奈良の東大寺にある大仏建立のきっかけになったという説もある。ヨーロッパではペストが度々流行し、特に14世紀には大きな流行が起き、中世末期のヨーロッパに大きな打撃を与えた。大航海時代以降は感染症が大陸を超えて広がるようになり、コロンブスの探検隊が15世紀末にカリブ海諸島に到達し、現地の女性と性交渉を行った結果梅毒に感染し、それからわずかな期間で世界中に広まったと言われている。

 交通機関の発達は感染症の流行をさらにたやすいものとしている。1918〜1919年に世界中で流行したスペインかぜは世界中で5億人の人が感染したと言われている。近年でも2003年に中国をはじめ多くの国で広がったSARS(重症急性呼吸器症候群)や2009年にメキシコから流行が始まった豚インフルエンザ由来の新型インフルエンザがあった。他にも鳥インフルエンザの流行があった。

 コロナウイルスは風邪の原因のウイルスのひとつであるが、近年、SARSだけでなく、MARS(中東呼吸器症候群)などの毒性の強いウイルスも出現している。昨年の年末から中国の武漢市で原因不明の肺炎の報告があり、 新型のコロナウイルスであることがわかった。感染者は中国国内にはとどまらず、タイ、香港、オーストラリア、台湾、日本などに拡散している。1月23日から武漢市とその周辺で人の移動を制限し、27日からは中国国民が団体で海外旅行に出ることを禁止して感染の拡大を止めようとしているが、現在のところ感染は広がっているようだ。まずは中国政府が情報を隠さず発信することが必要だと思う。私たちはできるだけ人混みを避け、マスクや手洗い、休息や適切な運動や栄養の摂取に努め、ウイルスに感染しない、抵抗力を高めることが必要だろう。

今何が起きているのか

 今年の冬はおかしい、そんな話をよく聞く、雪が少ない、寒くならない、それにともなって、クマや蛇が冬眠していないといった現象も起きている。海外に目を転じれば、オーストラリアで去年の秋に発生した森林火災は、既に日本の関東地方と東北地方を合わせたくらいの面積を焼失し、まだ鎮火の目処が立っていない。この火災ではおよそ1万km離れた南米のチリでも火災による煙が観測され、既に地球規模の災害になっている。火災の原因は高温と乾燥、そして脂分の多いユーカリの木と言われる。

 環境省の資料によると、21世紀末の気温は20世紀末と比べて、1.1℃〜6.4℃上がると予想されている。また、海の海水面は同じ期間で0.18m〜0.59m上昇し、海水の酸性化も進むと考えられている。降水量は高緯度地域では増え、低緯度地域では減ることが予想されている。日本においては異常な高温日数が増加している。既に現在は1970年代と比べて、最高気温35℃以上になる日は3倍に増えている。また、近年は1日に200mmを超える大雨の日数が100年前と比べて1.5倍に増加している。今以上に夏の暑さは厳しくなることが予想され、台風はより強く、海面の上昇に伴って浸水被害がより増加することが予想される。

 私たちは現実から目をそらしてはいけないだろう。今地球で何が起こっているか、そして私たちに何ができるか、いろいろな人の声に耳を貸すべきだろうと思う。

グリーンでスローに未来はある

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 いわき市小名浜地区で、環境省、いわき市、いわきタクシー、ソフトバンクなどが実施している「グリーンスローモビリティを活用した次世代交通システム実証」を体験した。10人乗りの小型電気バスを使用して、平日は小名浜地区の公共施設やイオンモール、ヨークベニマルなどを事前予約した人が乗れるオンデマンド運行、休日はアクアマリンパークを起終点にイオンモール、小名浜市街地、ララみゅうなどをめぐる路線バス的な運行を行う。私は平日に小名浜支所からアクアマリンパークまでのオンデマンド運行を利用した。

 黄色と黒の小型電気バスは全幅1900mm、全長4405mm、全幅はやや大きいが、全長が5ナンバー企画に入り、非常にコンパクト。今日は私1人と乗務員のみだが、定員の9人が乗ってもさほど狭くはなさそうだ。最高速度は19km/hだから、幹線道路ではややきついがのんびり大きな窓から街並みを眺めるのは気持ちがいい。小名浜支所からアクアマリンパークまで10分少々の旅であった。

 このグリーンでスローな小型電気バスは、小さいから病院の正面玄関やスーパーマーケットの玄関先まで乗り入れできるだろうし、駅前の細い道や住宅街の細かいところまで乗り入れができるだろう。また、速度が遅いから、歩行者とも共存できるだろうし、排ガスを出さないから自然公園や史跡でも使えそうだ。小さいし速度が遅いから幹線や長距離の路線には使えないが、駅やバスターミナルを起点に公共施設や医療機関、商業施設を巡回するバスや、既存のバスが入れない住宅地や集落を巡回するバスとして使えそうだ。そうなると、高齢で運転免許証を返納した人や、観光客、障害があって運転ができない人、外国から日本に働きにきている人など色々な人の頼れる足になる可能性があると思う。あとは、自動運転の機能が付くことだろう。

愛することとは

 新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。今年最初の投稿はここ10年ほどネット上で見かける不思議な人についてです。

 人や物を好きになるって、相手の長所も短所もひっくるめて好きになることだと思っている。「うちの奥さん、料理が美味いけれど喧嘩っ早いんだよね」とか、「俺のクルマはかっこいいんだけど、燃費が良くないんだよね」など良い面悪い面両方を知った上で良い方が大きいから好きというのが普通のことだと思っている。ところが世の中には理解しがたい思考回路を持つ人がいて、国のことになると、「あの時代のあれは良くなかったね」とか、「日本より◯という国の方がこの点に関しては優れているね」などというと、ムキになって「日本を貶(けな)しめるな」、「売国奴」、「お前は在日か」などという人がある。そういう人はおそらく好きな芸能人やスポーツ選手、初恋の人などはタグのついたままの服を着ていたりをイビキをかいて寝たりしないと思っているのかもしれない。どんな美女だってタグのついたままの服を着ていることはあるし、くらいどんなイケメンだってイビキをかくように、国だって過ちを犯すし、他国に負けることだってある。そう考えないと生きるのが苦しくなると思うけど。

感謝

  2019年も今日で終わります。今年1年を振り替えると、私も家族も大きな病気や怪我をすることはありませんでしたし、去年父がこの世を去り、その後始末も大きく揉めることもありませんでした、あ、一部例外はありましたがそういう人はそれまでのご縁だったのだと思います。今、大掃除や新年の準備をしながら、家族や友人など私にとって大切な人に感謝しながら過ごしています。しかし、秋には台風による大雨で、自宅は床下浸水、あと数センチ水が上がれば床上浸水という状態で、危うく家財道具一式を失うところでした、駐車場に止めてあった車は1台水没して廃車になってしまいました。改めて災害の恐ろしさを実感しました。まもなくやってくる2020年は災害がないことを心より祈っています。そして、皆様が良い年を迎えられますことを心より祈っています。本当に今年一年ありがとうございました。

モアベターな選択をすること

  アルピニスト・野口健(46)が12月12日、Twitterで環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)を非難した。ネットでは賛否が分かれている。同日、Twitterにある記事を投稿した野口。そこには、グレタさんが電車に乗って食事をする様子が掲載されていた。そして、こうツイートした。
 「あれ? 電車に乗っていらっしゃるのかな? 飛行機が× という方はもちろん車も× だろうし、てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが…」
 CO2の排出量が多い飛行機の利用を批判しているグレタさん。12月に開かれた「COP25」に参加する際、ヨットで大西洋を横断したことが話題を呼んでいた。飛行機での移動に否定的なグレタさんに、「馬車で移動しているのかと思った」とつづった野口。そのツイートは“CO2を一切排出しない移動方法”を選択しなかったグレタさんを皮肉っているようだ。(女性自身より引用)

 ごめんなさい、野口さん、あなたのおっしゃる意味が理解できません。そもそも人間が環境に負荷をかけず生活することなど不可能なのです。人間は生きているだけで呼吸により二酸化炭素を排出します、食料を得るために田んぼや畑を作ることも地球環境の改変で環境負荷がある。この時代に全ての物を自給自足している人はあまりいないでしょう。ほとんどの物は他の人が作り、他の場所から運ばれてきますが、それも当然生産や運搬には二酸化炭素の排出が伴う。人間は移動をする動物ですが、歩いて移動しても馬車で移動しても環境負荷がゼロということはそもそもあり得ない話なのです。飛行機や自動車での移動はそもそも環境負荷が大きすぎることは言うまででもありません、その中で電車(鉄道)は自動車のおよそ9分の1の二酸化炭素排出量で済む環境負荷の少ない手段、つまり、モアベターな手段を選んだだけの話だと思います。多くの人ができる範囲でモアベターな選択をする、それが今私たちの課題なのだと思います。

ネチケットについて思うこと

最近、「ネチケット」という言葉をあまり聞かなくなった。1990年代の後半から2000年のあたり、ちょうどネットの使用が一般的になる時期に、ネット利用のエチケットとということで生まれた言葉である。例えば、不必要に大きなデータの画像などを送らないとか、掲示板荒らしをしないなどである。そのひとつに、政治と宗教の話はしないというものもあった。不必要に大きなデータを送ると、ダイヤルアップでの接続が主であった時代にはダウンロードにかなりの時間がかかったし、ネット掲示板に他者の人格否定や関係ない内容を書かれるのは迷惑行為そのものだと思う。しかし、政治や宗教をタブーにするのは私はおかしなことだと思う。たしかに、宗教や政治は人の思想の根幹の部分だし、立場が違えば対立点になりやすい。しかし、政治は生活や私たちの将来に直結した問題だし、宗教はその人の生き方や地域の文化と深く関わる。そういうことを全く話題にしないのは底が浅い上っ面の会話しかできないことになる。相手の人格や考え方を否定しない、相手の意見に聞く耳を持つ、それができればネット上で政治や宗教を話題にすることはなんら問題ないと思うのだが皆さんはどうでしょうか。

生活すること、生きること

 7月に起きた京都アニメーション放火殺人事件は今でも記憶に新しい。この事件は、京都市伏見区にある京都アニメーション第1スタジオに男が押し入り、ガソリンをまいた上火をつけ、同社の社員36名が死亡、33名が重軽傷を負う痛ましい事件であった。犯人の男も思い火傷を負い一時重体と伝えられていたが、現在は快方に向かい会話もできるようになっているという。犯人は病院を転院する際、医療スタッフに「人からこんなに優しくしてもらったことは今まで一度もなかった」と話しているという。

 私はこれから犯人の男をかばうわけではないことは最初に言っておきたい。この事件はまれに見る凶悪事件であり、被害者や家族の心情を考えると、裁判で真実を明らかにしたうえで犯人は重い刑罰を受けるべきだと思う。それにしても犯人の意っていうことが本当なら、彼の人生はなんと悲しい人生だろうと思う。報道などで伝えられるところによると、彼は両親の離婚によって幼少期以来母親に会っていない。父親は彼が21歳の時に死去し、兄弟ともずっと連絡を取っていないようだ。小学校の時からいじめにあって、中学校は不登校、定時制の高校に入学したものの卒業はしていないようだ。職場も転々として、彼と親しい人は誰ひとりいない孤独な人生だったようだ。

 家電製品などが発達したり、コンビニエンスストアなどが登場したことで、人間はひとりでも生活していくことが容易になった。しかし、ひとりで生活することができるからと言ってひとりで行くることができるわけではない。人は誰かと繋がっていることで生きがいを見いだしたり、喜びや悲しみを分かち合うことができる。もし彼が誰かと繋がって生きることができたもう少し違った人生もあったのかもしれない。どうか皆さん、ひとりぼっちで生きている人、あるいはそうなりそうな人がいたら、ちょっとだけ気持ちと言葉をかけてあげてください。それで救われる人生があるのかもしれません。

災害、天災か人災か

  ここ数年大きな水害が増えてきた。2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨、そして、今年は豪雨、水害の当たり年のような年になった。9月には台風15号の影響で千葉県を中心に大きな被害がでた。10月になると台風19号の影響で、宮城県、福島県、神奈川県、長野県などで河川の決壊が起き深刻な被害が出た。日本は夏から秋に集中豪雨や台風で多量の雨が降り、洪水や土砂崩れなどの被害が出やすい環境にあるが、最近の雨の降り方は以前とは違うという声を聞くようになった。日本近海の太平洋は、世界的にみても海水温の上昇が著しい海域で、これが台風の発達を促進しているという指摘もある。近年の夏の猛暑、海水温の上昇による大型台風の襲来、もしこれが広く言われている地球温暖化の影響だとしたら、そして地球温暖化が二酸化炭素などの温暖化ガスの排出によるものだったら、私たち人間の生活のあり方を大きく見直さなければならない時期に来ているのかもしれない

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