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寝台特急「あさかぜ」

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 寝台特急「あさかぜ」、現在は東京から山口県の下関までを走っている。かつては、福岡県の博多まで走っていた。昭和31年に誕生し、昭和33年にはブルートレインの第1期生として、個室寝台車や食堂車を連結した豪華編成になった。長らく東海道、山陽本線の夜の女王として、多くの人に利用されてきた。その後、航空機や新幹線の普及で、徐々にその役割を狭めていって、かつての輝きは失われつつあった。

 私は、昨年の年末に、下関から東京まで、この列車を利用した。今回は旅先がたまたま山口県ということで利用したが、切符を予約して、旅立ちまでの間に、事態は大きく変わった。3月のダイヤ改正でこの列車が廃止になるということが発表された。

 下関駅は、カメラを持った多くのファンがいた。古い電気機関車を先頭にした、13両編成の長い列車は、まだまだ輝きを失っておらず、これが廃止になる列車かと目を疑った。私が予約したのは、A寝台個室「シングルデラックス」カードキーで施錠ができ、洗面台、ビデオ、オーディオが室内に装備されており、シャワールームが自由に使えるようになっている。食堂車こそないが、快適に過ごすことができる。私は、室内の照明を消して、流れ行く夜景をゆっくり楽しむことができた。寝台列車から見る夜景は幻想的だった。

 しかし、昔のままのB寝台車、機関車の老朽化、スピードアップできない車両などの問題が多く、このような列車が今後生き残っていくことは困難であろう。

 列車の廃止まであと1ヶ月。最後まで、旅人に夢を与える存在でいて欲しい、そして、「あさかぜ」でのすばらしい旅の思い出をいつまでも語り継ぎたい。

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