« ふうっ・・・・ | トップページ | レトロ列車に乗る »

東アジアの子供たちへ

 中国・韓国での反日デモは、少しだけ収束へ向かいつつあるようだ、このデモの背景には、過去の不幸な歴史があり、その歴史認識において大きなずれがあることが原因であると言われている。もちろん、話はそんな単純なことではなく、とくに中国においは、高度経済成長に伴って、政治的、社会的な矛盾が表面化してきたことがあるといえよう。しかし、歴史認識の差は、私たち社会科教師にとって見過ごすことのできない問題であると思う。

 私には小さな夢がある。日本・中国・台湾・韓国の歴史の教師達が集まって、始めて歴史を学ぶ子供たちのために、東アジアの諸国の関係を中心に扱った歴史の本を作る。もちろん、各国の負の歴史から目をそらすことは無いが、それ以上に、東アジア地区の各国が、それぞれに刺激しあいながら、文明を発達させてきた歴史について取り上げていきたい。東アジア地区は、大乗仏教と儒教という共通する精神文化の基盤を持ち、漢字という優れた表意文字を持ち、共通点の多い生活を営んできた歴史がある。21世紀は国際化の時代だというが、そのための第一条件は、自分の国の歴史を正しく知ること、そして、他国の歴史を受け入れることだと思う。子供たちの国際化のための教育に、東アジア史は、またとない教材になることであろう。

 この本を編集するための会議は、ぜひとも各国のうまい食べ物を持ち寄って、それを食べながら行いたい。食生活は、その国の歴史と文化の結晶のようなものだから、そして、食生活を理解することからその国の文化を理解することにつながるから。なにより、うまいものを食べながら、相手をなじろうとする人間がどこに居るだろうか。

« ふうっ・・・・ | トップページ | レトロ列車に乗る »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東アジアの子供たちへ:

« ふうっ・・・・ | トップページ | レトロ列車に乗る »

フォト
無料ブログはココログ

ウェブページ