チーム・ティーチング
養護学校では、たいていの場合、チーム・ティーチングといって、複数の教員により授業が行われている。ひとりが授業全体の進行を行い、残りの教員が生徒個別に支援をしながら授業の進行を助けたり、学級をいくつかの集団に分けて、課題別に教員がついて学習したりしている。そのため、平日に限って言えば、朝から夕方までの時間のうち多くを顔をあわせることになる。授業の幅が出てくることと、多くの目で生徒の可能性を探るという面で、生徒にとってはメリットが多いが、私たちにとっては、これが悩みの種になることもある。私自身は今年は恵まれた環境にある。それでも、最低限のルールを守っていかなければ、学年末の校内の人事異動を指折り数えて待つという事態になる可能性だってある。人間と人間、とにかく、話し合うこと、相手を思いやることが大事だと、この仕事をするようになってあらためて実感した。
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