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「煌きの瞬間 戦後の昭和にみる日本の原風景」三橋松太郎著

 この本は、1949年から57年の横浜に住む人々の生活の姿を映した写真集である。終戦時に焼け野原になった横浜市は、戦後、不死鳥のようによみがえった。しかし、現在と比べると、人々の生活は貧しく、本牧や山手は、広々とした米軍原人の住宅が建ち、広い芝生にテーブルを置き、家族で団欒を楽しんでいる写真がある。一方日本人は貧しかった。家のつくりは貧しげで、バラックといってもいい、崩れ落ちそうな家が密集している。傷痍軍人だろうか、両足が膝の下からなく、義足も装具もしていない人が、松葉杖をついて歩いている。それでも、人々の表情は暗くはない。戦争が終わり、徐々に日本が復興していき、高度成長へのきっかけをつかむ時代である。子どもたちも、大人も、老人も、希望にあふれていた時代なのだろう。なんだか、少しだけ楽しくなるような写真集であった。

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