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「さとうきび畑の唄」TBSテレビ

2003年にTBSテレビで放送されたドラマです。どういう事情があったのかは忘れてしまいましたが、放送されたとき見ることができず、その後ずっと見たいと思っていて、レンタルビデオで借りてきました。主演、明石家さんま、出演、黒木瞳、上戸彩、仲間由紀恵、オダギリジョー他。

 昭和16年12月、平山幸一(明石家さんま)たち沖縄のある一家の平凡な毎日から始まる。同じころ、日本は太平洋戦争に突入し、家族は、兵役に、従軍看護婦にと、家族は離れ離れになっていく。その行く先には、次々と家族に長男、次男・・・家族は次々と命を落としていく。そして、最後には幸一も。傷ついたアメリカ兵の目の前にして、上官から射殺するように命令される。そこで幸一は「私はこんなことをするために生まれてきたんじゃない、私には人を殺すことができない」と叫ぶ。上官の銃は幸一に・・・・。

 戦争は悲惨である。言葉ではよくわかっている。私は社会科の教師である。人類の歴史は、しばしば目を背けたくなるような戦争の血塗られた歴史がある。とくに、産業革命期以降、兵器の進歩に伴って、戦争の悲惨さも加速度的に増している。私がこのブログを書き、あなたがこのブログを読んでいるこの瞬間にも、地球上のどこかで人間と人間が殺し合い、大地に血が流されている。人種の違い、宗教の違い、思想信条の違い、経済的な格差、なんてつまらない理由で人間は殺しあうのであろう。

 私は、久しぶりにテレビを見ながら涙を流した。そして、いつの日か、地上に戦争の惨禍によって無意味に血が流されるようなことがなくなるように。

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コメント

やえもん様、こんばんは。全く、その通りですね。
しかし、先の太平洋戦争であれだけの悲惨な目にあっても、日本人って懲りないのかなと思ってしまいます。年々、きな臭く感じるのは気のせいばかりとは言えないでしょう。今回の選挙だって、争点をずらしてるような気がしませんか?戦争が大好きな政治家が多いのも恐ろしい事ですね。
私たちができる事の一つが、戦争をしないと固く決意している政治家を見極めて選ぶ事ですけれど、それも難しい時代になりました。

 みかん様、まったく同感です。私たち一人一人の力は弱いかもしれませんが、戦争の惨禍をなくすため、できることはあると思います。私もそれができればいいと思います。

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