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美麗之島~台湾紀行 その1

 16世紀、東アジアにやってきたポルトガルの船乗りが台湾の沖を通りかかった際に「ILHA FORMOSA!(イラ・フォルモサ=おお、何と美しい島よ!)」と思わず声をあげたそうだ。マレー=ポリネシア系の人々の住むこの島は、中国本土から近いにもかかわらず、歴史も表舞台に出てくるのは遅かった。17世紀になると、オランダ、スペイン、中国の人々が拠点を築いた。アジアに覇をとなえた明帝国滅亡の際、明の皇族を擁立して、日本人を母に持つ鄭成功は台湾を根拠地として新しい王朝、清を悩ませた。やがて清の統治が安定すると、福建省を中心とする華南の人たちが移り住んだ。
 19世紀末、衰えた清帝国は日清戦争で破れ、この島を日本に譲り渡すことになった。50年間の日本による統治は基本的なインフラの整備という功の面があれば、一方で罪の面もあっただろう。敗戦後中華民国がこの島の支配者になった。共産党との内戦に敗れた中華民国(国民政府、国民党)は、台湾にもともと住んでいる人と摩擦を引き起こしながらも、戒厳令を施行し、厳しい政治のもと、大陸の中華人民共和国に対抗していた。1980年代から政治的な民主化も進み、「アジアNIES」あるいは「4頭の龍(韓国、台湾、香港、シンガポール)」とよばれ、驚異的な経済成長を遂げた。一方、1971年に国連の議席を失い、政治的には孤立しているという矛盾した状況も抱えている。
 地理的にも、歴史的にも、経済的にも日本とのかかわりが深く、親日的な人も多いこの国に、私は以前から熱い視線を送っていた。初めての海外旅行だが、この国の「今」を見てこようと思う。

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コメント

おかえりなさーい!とっても素敵な旅だったとのこと、すごくよく伝わってきました。写真も見ましたよ。街はとっても熱気が溢れているものの、歴史遺産などは雄大で静寂さを感じました。
台湾のお話の続きを待っています!
それよりなにより、お体大切にネ

 まっきーさん、今年もよろしくお願いします。台湾の旅、とてもよかったですよ。皆さんが楽しんで読んでもらえるよう頑張ります。

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