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美麗之島~台湾紀行 その3

【12月30日 ① 台北いま・むかし】

 12月30日、台北は曇り空だった。8時前にホテルを出る。中山北路(台北市を南北に走る大通り)は既にスクーターやバスがたくさん走っていた。台湾の人たちの運転は荒い。日本がおとなしすぎるのかもしれないが、赤信号でも交差する道路に人やクルマがいなければ進むのが台湾流。台湾に来たばかりの私は、横断歩道を歩くのも少し怖い。

 捷運(日本で言う地下鉄)中山駅に行く。駅の中には香ばしい香りが漂っていた。パン屋さんには焼きたてのパンが並んでいた。ここでパンを買い捷運に乗る。民権西路駅から地上に出て次の圓山駅で降りる。西に5分ほど歩くと椰子の木に囲まれた孔子廟がある。公園の少ない台北の人々にとって孔子廟は貴重な緑地なのだろう。おばさんたちがおしゃべりをしていたり、子供たちは体操をしていたりする。私たちもおしゃべりをしているおばさんたちの近くに座り、さっき買ったパンを広げる。頭上を頻繁に飛行機が通過する。台北の市街地東部に松山機場があるので、そこに着陸する飛行機だろう。
 腹も満ちてきたところで、参拝に行く。大成殿(本殿)であるが、屋根のツバメの尻尾のような反り返りが美しい。台湾では今でも孔子は精神世界の中で大切な地位を占めているのであろう、たくさんの人が参拝に来ていた。私も彼らのまねをして台湾式のお参りをする。線香を両手で持って高くかざし頭を下げる。学問のご利益があるかもしれない。すぐ近くには、医学の神様を祀る保安院もありそちらもたくさんの人が参拝していた。
 
 再び捷運に乗り、台北駅を過ぎ中正紀念堂駅で下車する。間もなく信じられないような巨大な門と、そのはるか奥に巨大なドーム状の屋根を持つ建物が現れる。これが中正紀念堂である。中正とは中華民国~台湾の政治家である蒋介石(1887~1975)の字(あざな=日本で言う雅号に近いもの)である。高さが30メートルある高い門には「大中至正」と刻まれている。蒋介石の好きな言葉だということだ。門の先には左右2つの建物を挟んでサッカーコートが楽に取れそうな広場があり、その奥に紀念堂がある。広大さに圧倒されていると、相棒は北京の天安門広場に比べればたいしたことはないと言う。それはそうだろうが、大陸国家と島国を比べるのは酷だ。おそらく台湾東部で産する大理石で作ったのだろう、まぶしいほどに白い。蒋介石の没年齢と同じ89段の階段を上ると建物の中には椅子に座った巨大な蒋介石の像があり、衛兵が直立不動の姿勢で立っている。個人崇拝は好きではないが、このあたりの感覚は日本人的な視点で見てはいけないのだろう。まもなく、衛兵の交代が始まった。交替の衛兵が紹介石像に敬礼すると、こちらを向いて銃をくるくると回したり、床に打ち付ける。15分くらいかかっただろうか、彼らの動きにはまったく乱れはない。さすがにこれには感服した。

 早めに炒飯の昼食を済ませると、捷運とバスを乗り継いで故宮博物院に行く。中国の歴代王朝は、文化遺産の収集に殊のほか熱心だった。例えば北宋の徽宗、清の乾隆帝、彼らにとって絵画、書、陶磁器、玉器、その他の中華文明の文化遺産を保持することは中華文明の継承者であることを国の内外に示す手段だったのであろう。辛亥革命で清が滅亡した後、かつての宮殿(紫禁城)に作られたのが現在の北京故宮博物院である。その後、国民党と共産党の内戦があり、国民党が敗れて台湾に政権を作ったが、故宮博物院の文化遺産の一部も台湾に持ち込んだ。そのため、北京と台北に故宮博物院があるのである。台北の故宮博物院は規模こそ小さいものの、収蔵している文化遺産の質量ともに北京に劣るものではない。イギリスの大英博物館、フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館とともに、台北・北京の故宮博物院が世界四大博物館と呼ばれている。
 「天下為公」と大書されたのアーチを見て、故宮博物院に入る。紫禁城をイメージしたものと思われる建物は一部改装中であったが、内容はさすがにすばらしかった。私は陶磁器が好きで、とくに宋代の磁気が好きだ。唐三彩や、明や清の時代のコバルトブルーに彩色した磁器も悪くないが、宋代の少し青い色が入った磁器の美しさは格別だ、何と深く神秘的なのだろう。混雑しているにもかかわらず、しばらく見入っていた。その他にも、日本、中国をはじめアジア各国の仏具の展示が面白かった。少し早足で回ったが、見終わった時には足が棒になっていた。
 
 

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コメント

台湾かあ懐かしい響きっ♪
よく行ってた時は
台中ばっかの滞在で
台北にはあまりいってないんだよね
久しぶりに行ってみたくなりましたw

故宮博物院に行ってみたくなりました。
私は20代の頃にルーブル美術館や、色々な地域の美術館に行きましたが、アジアには行った事がないので・・・
歴史の先生ならではのアジア体験が出来たのでしょうね~

マイフォト機能、なかなか良いですね!
台北の写真もイイけど、雪の会津路は見入りました。。
木に雪の花が咲いた写真も、ツララも、ふぶきも、素敵です。
雪って写真に撮るの難しいのにさすがです(^^)
そんな地域で生活されて方たちは、本当にご苦労されているのでしょうが・・・

>あかねさん

 ぜひぜひ台湾に行って見てください。私は今回の旅では台中は通過しただけだったので色々と教えてください。

>anさん

 故宮博物院、良かったですよ。ルーブルもぜひ行ってみたいです。国内でも博物館や美術館めぐりはかなり好きです。いいところがあったらぜひ教えてください。
 旅行中の写真と違い、雪景色の写真はじっくりと時間をかけて撮影しました。雪は迷惑なものでもありますが、やっぱり美しいです。

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