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美麗之島~台湾紀行 その9

【1月2日 ② 台湾の古都へ 下】

 やがてバスの右手に運河が見えてきた。これは台南運河といい、17世紀、オランダと鄭成功(1624~1662 中国、明に時代の軍人、母親は日本人)が争った激戦の地である。運河の向こう側には高層ビルが並んでいる。台南は人口70万、台湾第四の都市に成長している。
 バスは大道りをはずれる。間もなく安平に着く。このあたりは17世紀には島だったそうだ、その島の最も高い場所に安平古堡がある。1624年、オランダ人が台湾統治の拠点として築いた。1644年、李自成の乱により明が滅んだ。その後、鄭成功は明の皇帝の一族を擁立し、台南からオランダ人を追放し、ここを拠点に清への抵抗運動を行った。レンガ造りの城壁は当時のまま残っている。赤いレンガにツタの緑が美しい。それにしても熱い。売店があり、アイスキャンデーを売っていた。1本取ってみるとヤクルト味のアイスキャンデーだった。上着も脱いで半袖Tシャツ1枚になる。一番上の建物に登ってみると、町並みが良く見える。住宅地の中に椰子の木がたくさん生えている。

 台南市街地に向けて歩く。赤い色の門をくぐり、細い路地に入る。中学生くらいの制服を着た生徒達が歩いている、社会科の見学学習だろうか。日陰ではおじいさん達が円卓を囲んで昼食を取っている。再び運河沿いの大通りに戻る。市街地方面にバスで出ようと思ったが、あまりの暑さにタクシーを拾う。冷房の効いたタクシーは気持ちが良いが、料金はバスの5倍以上もした。

 赤嵌楼は、安平古堡とは対照的な中国風の建物だ。ここもはじめはオランダ人によって建てられ、後に鄭成功、清と主が代わっている。椰子に囲まれた広い庭があり、鄭成功と重臣達の像がある。建物内部には彼らが使った船の模型もある。市街地にありながらのんびりできる場所だ。ここからは少し歩いて担仔麺を食べに行く。台南名物の麺で、エビからだしを取ったスープがコクがあり、うまかった。もっとも、暑い日だったから、食べ終わるとたちまち汗まみれになる。近くにあったデパートに行き、身体を冷やす。デパートの名前を良く見てみると「新光三越」とあった。

 帰りは電車にしようか高速バスにしようか迷っていたが、ちょうど平快車があったのでそれに乗る。暑い中歩き回ったせいか、疲れていてたちまち眠ってしまった。目が覚めると高雄の駅に差し掛かっていた。

 一度ホテルに戻りしばらく休む。夜、六合夜市に行く。台北の夜市に負けない活気があった。食べ物の屋台を一通り見て回り、ステーキの屋台に入った。台北の士林夜市で、ステーキが美味しそうだったが、他のものを食べた後だったので諦めた経緯がある。現れたステーキは、大きかった。日本で食べるステーキに比べると肉はやや堅かったが、にんにくのたっぷり効いたソースがうまかった。ホテルまでは1時間近くかけて歩いて戻った。
 

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