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里山に登る その3

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 今日は、福島県田村市にある高柴山(884メートル)に登った。田村市の牧野集落から砂利道を2キロほど入って、広い駐車場にクルマを止め、登りだす。すぐに急な登りになる、ひさしぶりの山登りで息が切れる。山の木々はまだ芽を出していないせいか、登山道は明るい。地元の小学校の卒業記念植樹が登山道の脇に植えられている。小学校を卒業して、数年後、大きくなった苗木を見て、きっと勇気付けられることだろう。

 途中にきれいな清水がある。のどを潤すと、疲れも吹き飛ぶ。再びのぼり、まもなくなだらかな山頂に着く。この山は山つつじの花がきれいなことで知られているが、この時期はまだ花が咲いていない。

 山頂に丸太で組んだ展望台があり、そのから景色を楽しむ。阿武隈山地はそんなに高い山はないが、それでも、このあたりは山が深い。かすかに郡山の市街地が見える。おにぎりと漬物で昼食にする。まわりには人の気配がまったくない。私は決して人嫌いではないが、それでも、山に来たときくらいは大自然の中でひとりきりになりたいと思う。

 しばらく休んでいるうちに、ゴミ袋を持ったおじさんがやってきた。挨拶をすると、しばらく話した。この山の管理をしている指導員ということだった。私に色々な話をしてくれた。今月の28日に山開きがあること、この山の頂上のすぐ下まで林道ができていることなどを話してくれた。そのなかで、私も強く共感したのが、観光開発という名による自然破壊への反感である。県内に他にも山ツツジで有名な山がある。この山が県内で一番山ツツジの多い山になるために、木を伐採して山つつじを植える計画があるそうだ。あまりにばかげた話だ。くだらない事のために木を伐採するとは。おじさんと私、ふたりで嘆きあっていた。

 しばらくして、おじさんが去った。私も山を下りる。このあとは、どこか温泉に行って疲れを癒そう。阿武隈山地には小さな温泉地がいくつもある。

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