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23歳の原点

 今日は日中、家族の入院している病院に付き添いで行って、夜になって帰ってきた。交通事故があったのか、普段なら国道でも2時間少々でいけるのだが、渋滞を迂回しているうちにずいぶん時間がたってしまった。ハンドルを握りながら、ふと、あそこに行ってみようと思った。

 私はおよそ10年半前、今住んでいる市の別の学校で、社会人としての第1歩を歩み始めた。その学校には3年間勤務して、現在の学校は3校目になる。初めての社会人としての生活、わからないことばかりの私はたくさん失敗をし、たくさん悩み、たくさんのことを生徒達から教えられた。私には持ち前の楽天さと打たれ強さがあった、だから10年半何とかやってこれたのだろう。そんな初心を思い出したい、そしてあの頃の自分に少しだけ帰りたい、そう思った。

 幸い、当時住んでいたアパートは、帰り道から少しだけ寄り道をすれば行ける。私の住んでいる市は小さな盆地になっている。坂を下りると、市街地の夜景が遠くに見える、10年前より夜景は少しだけ華やかになったようだ。

 私の住んでいたアパートの周りは、10年前と比べると畑が減って、新しいアパートが建ち並んでいた。それでも、当時を思い出させてくれるものがたくさん残っていた、広い河原、夕方時間のあるときにはよく散歩したものだ、よく買い物に行ったコンビニも、そのまま残っていた。砂利道だった路地はいつの間にか舗装されていたが、クルマ1台がやっとの広さは当時と変わらない。人にとっての10年は長い年月なのかもしれないが、町にとっては10年はあっという間なのかもしれない。

 同じ町に住んでいながら東の端と西の端、すっかりご無沙汰していたが、懐かしい風景に出会えて本当によかった。また来週頑張ろう、そんな勇気が湧いてきた。
  

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コメント

自分も職場は変わってないけど、結婚のために2月に10年暮らしたアパートから引越しをしました。
ほぼ毎日その前を通り職場に通っているけどまだそこに人が住んでいないようだ。いろいろな思い出がある部屋だから新しい人が住んでいないとちょっとさびしい。
たぶんこれからも気になって通るだろう。

 人生。たくさんの節目がありますが、社会人デビューは大きな節目の1つだと思います。つらかったこと、嬉しかったことたくさんありますが、あの当時のこと、たぶん生涯忘れないと思います。

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