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雨と風と虹~山形紀行 ③

【芭蕉とおしんと最上川 10月7日】

銀山温泉を出て、尾花沢の市街地を通過して、多いしだの市街地に入る。あれだけ降っていた雨もやんできた。大石田はそんなに大きな町ではないので、駅の東口そばの駐車場にクルマを止めて歩いてまわることにする。大石田駅は高台にあって、元からの市街地は最上川沿いの低地にある。緩やかな坂を下りていくと、船のへさきのような屋根を持つ体育館くらいの大きさの建物が現れた。この中に小さな資料館があるという。受付のおじいさんは弁当を食べていた。声をかけると、やってきて200円ですと言った。私は100円玉を持っていないので500円玉を出すと、手提げの金庫を開けてお釣りを探した。どうやら金庫の中には100円玉はなかったようで、自分の財布を開け始めた、それでも100円玉はなかったようで、おじいさんと私の間にしばらく気まずい空気が流れた。このままではらちが明かないので、どこかに行ってお金をくずして来ます、と言って外に出た。こんな状態だから起こってもしょうがないだろう。結局、ガソリンスタンドで両替してもらった。それでも、展示は面白かった。船大工の使う道具はなかなか見る機会がない、のこぎり1つでもたくさんの種類がある。
 その後、最上川に向かって歩く。小さな博物館があり、斉藤茂吉が昭和21~22年に居住した家も併設されていた。最上川は河川敷いっぱいに濁流がすごい勢いで流れていた。大石田は最上川の水運で栄えた町だ、その雰囲気を出そうとしたのか、堤防に石垣のように見せている。

 大石田駅に戻ると、普通列車は遅れて走っているが、東京と山形・新城を結ぶ山形新幹線つばさ号は運休という張り紙があった。大石田は雨が上がったが、他の地域では影響が残っているのだろうか。

 村山の道の駅で休憩を取り、お土産を買い、東根に行く。さくらんぼ東根と言う駅がある。代わった駅名なので、どんな液化と見てみると、3階建ての立派な駅で、図書館やレストランも併設されていた。

 このあたりは山形県でもとくに果物の生産の盛んな地域だ。少し山沿いの果樹園に入ってみる。ちょうどりんごがたわわに実っている。それにしても、りんごの木はタフだ。こんなにりんごの実がついていても、折れもしない。そしてブドウ畑からは甘い香りが漂っていた。アイスクリーム屋さんがあったので、ぶどうと枝豆のジェラーとを食べた。

 この日は山形駅前のホテルに泊まり、駅近くの居酒屋で焼き鳥を食べながら、ビールを飲んだ。釣り好きのおじさんたちと釣り談義をした。旅先での居酒屋は本当に楽しい。

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コメント

今回の山形の旅も充実していますね!
地元の人や地元の食べ物とかに触れるととても嬉しいですよね。
居酒屋さんでいい出会いをしましたね。

 旅先の風景、味覚、人に触れること、旅の醍醐味ですよね。天候には恵まれませんでしたが、それ以外の点では本当によい旅だったと思います。

 大石田に来てくださったのですね。とてもうれしく思います。私は大石田駅を千数百回は利用したと思います。大石田を流れる最上川はいいですよ。あの辺は私のなわばりですので(笑)。
 書きたいことは山ほどありますが、やえもん様の文章も上手で、よい思い出になったことを嬉しく思います。

 しばちゃんさま、はじめまして。尾花沢、大石田、とてもよかったです。雨降りで十分歩き回れませんでしたが、次回はもっとゆっくりしたかったです。大きな川のそばは広々し手ってもいいですね。

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