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雨と風と虹~山形紀行 ①

【嵐の中の旅立ち 10月6日】

 10月6日(金)、福島は朝から雨だった。午後になるにつれてだんだん風友に激しくなってきた。数日前から台風が接近中であったが、図体ばかり大きくて中心気圧は990hPa程度のスカスカ台風だったので、天候についてはあまり心配してなかった。それなのに、だんだん悪化する天気、先行きに不安の覚え始めた。
 19時前、自宅に戻って気象庁のホームページを確認してみる。天気図を見てみると台風並みに発達した低気圧が関東地方の南の海上にあり、北東に向かって進んでいた。これから今夜が風雨ともに最も強くなりそうだ。私はしばらく考えた末、とりあえず、21時ごろまで様子を見て、高速道路が動いている限り進んでみることにした。とりあえず、しばらく仮眠を取る。

 21時少し前に自宅を出発する。幸い高速道路は80km制限が出ていたものの、通行可能であった。横風が強く時折ハンドルが取られるので、ステアリングをもつ手に力が入る。普段なら100~110kmで走れる道だが、制限速度ちょうどの80kmくらいで進む。
 国見サービスエリアで小休止をする。普段ならこのあたりは福島盆地を一望にできる。東北道の川口~盛岡間でも屈指の眺めのいい区間であるが、嵐の中そんな余裕はなかった。それでも3連休前夜の東北道は交通量が多かった。
 村田JCTから山形道に入り、古関パーキングエリアで仮眠を取る。あえて山形県に入らなかったのは、万が一今晩のうちに道路が閉鎖になったら、福島に戻れなくなる恐れがあるからだ、宮城県内ならば代替道路がいくつもある。さっそく、リアシートを前に倒してラゲッジスペースを広げ、布団を敷く。少し天井が低いのが難点だが、ちょっとした隠れ家的空間になる。しばらくラジオで気象情報を集めた。時折トラックのディーゼルエンジンの音が聞こえたり、雨音が強くなることもあったが、いつの間にか眠ってしまった。

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コメント

山形の旅、お疲れ様!
お天気を心配しての旅だったけど、連休中は大丈夫だったかな?
私は11月に青森浅虫温泉の旅をします。いまから本当に楽しみです。
リフレッシュって大切ですからね。

天候には恵まれませんでしたが、とてもよいたびでした。まっきーさんの青森旅行、楽しいたびになるように祈っています。土産話を待っています。

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