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南三陸諸行無常①

 この紀行文は、私が2003年の秋、岩手県・宮城県の三陸海岸を旅したときの記録です。これまで掲載していた「@nifty forum」の「旅に出ようよ!」が来年3月で廃止されることに伴い、こちらで新たに掲載することにしました。

【 1 夕刻の旅立ち】

2003年10月31日(金)から11月2日(日)まで、岩手県・宮城県にまたがる三陸海岸に行ってきた。金曜日は、クルマに布団や着替えなどを積み込んで出勤した。仕事をいつもより少し早めに抜け出し、18時過ぎに勤務地を出発した。常磐道~磐越道~東北道と走り、安達太良SAで夕食・休憩とする。走りまわろうとする小さな子供と、いらいらする両親を見ながら、夕食を済ませる。小さな子供づれの旅行は本当に大変です。世の中のお父さん、お母さん、本当に頭が下がる思いです。
 安達太良SAを出ると、快調に東北道を北へと進む。仙台付近は急なカーブと勾配で見通しが悪く注意が必要だ。三本木PAを過ぎると、広々とした仙台平野が広がっているはずであるが、あいにく夜なので見えない。単調な走行が続き、眠くなってきた。できれば岩手県に入り前沢SAまで行きたかったが、安全策をとり宮城県の長者原Sで休むことにする。 時間は21時過ぎ。そばを食べ、リアシートを前に倒して布団を敷いて眠ることにする。私の車は、リアシートを前に倒すと、なんとか布団が敷ける程度の広さが確保でき、極端に暑い時期や寒い時期でない限りまぁまぁ快適に過ごすことができる。車内灯をつけてしばらく本でも読もうと思っていたが、いつのまにか眠ってしまった、あぶない、あぶない、バッテリーがあがってしまうところだった。

【 2 イーハトーブの朝】

11月1日、まだ暗い5時過ぎに目が覚める。こんな時間でも東北自動車道はクルマの流れが多い。顔を洗ってさっぱりしたところで、とりあえず次のサービスエリアである前沢SAを目指す。前沢SAは、小さな公園のようになっていて、朝露にぬれた草を踏んで散歩をする。SA内のフードコートのメニューに冷麺があったので、朝から贅沢だが冷麺を食べる。 
 北上江釣子ICで東北道を降り、北上市内を経て、国道107号線にはいる。北上川のそばの公園で小休止をする。イチョウの黄葉がきれいだ。北上市から、北上山脈に分け入る。思ったよりも立派な道で、快適なドライブになる。宮守村から国道283号線に入り、遠野市の道の駅に入る。遠野の町を見下ろすテラスでコーヒーを飲む、なかなか気持ちがいい。遠野は3年前の夏に訪れたので、今回は省略するが、なかなか面白いところだった。
 さらに国道283号線を進む。仙人峠の手前のJR釜石線足ヶ瀬駅で、風景と列車の写真を撮影する。紅葉の山に囲まれた、のどかな駅だった。仙人峠のトンネルを越えて釜石に向かう。ここでの紅葉を期待していたが、少し見ごろを過ぎていたようで、葉が茶色になっていた。坂を下ったところに、JR陸中大橋駅がある。このあたりは、JR釜石線で、一番の景勝地である。足ヶ瀬、上有住と走ってきた列車は、陸中大橋の手前から、ヘアピンカーブ状に急な坂を下っていく。今回はクルマでの旅だが、列車で景色を楽しむのもよいだろう。陸中大橋から平地になると、釜石まではわずかである。

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