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テスト

 今日は先日行ったテストを生徒に返した。生徒達は自分の成績が何点だったかとても気にしていた様子だった。
今回のテストは、地理が地形図やグラフ、統計資料の読み取り、東京都の各地域ごとの特色、歴史が、源平の合戦から鎌倉時代であった。最近の社会科教育では、従来の知識詰め込み型の教育への反省から、統計資料や地図、年表に始まり、図書やインターネット、新聞記事などの資料の活用や、集めた資料を読み取り、社会的事象について考察する力を育てることが重視されている。そのため、テストでも単に知識を問うにとどまらず、資料の活用の技術や、思考力・判断力を問う内容を盛り込まなければならないのでなかなか難しい。特に今回は、生徒が苦手意識を持っている統計資料の読み取りなので、果たしてどのくらいに力が身についているか不安な部分があった。そのため、採点をするときにはかなりドキドキしながら行った。

 結果は、考えているよりも生徒達はよく頑張っていた。テストは、生徒の力を問うものだけではなく、教師が日頃行っている授業を見直す機会でもある。私の場合は、平均得点が60~70点になるように問題を作っている。そのため、生徒の平均点数がこの点数を下回った場合は、授業の内容が生徒に十分定着していないことになる、つまり授業の進め方に問題があったということになる。今回は平均点数が70点を上回ったので、こちらが意図していた力はなんとか身についたようだ。生徒達も胸をなでおろしているが、私も胸をなでおろしている。

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コメント

はじめまして、採点お疲れ様でした。
最近、学生時代の勉強っていうものがとても大切だったことに気づかされます。
私の場合、特に社会科全般なんですが授業以外の先生のお話なんかが今でも自分の考え方の根底にあるものを作っているのではないかというものがあるものです。
テストって生徒だけがドキドキすると思ったけど確かに先生方だってドキドキするんですね。
そう思うと自分自身反省することがあったとちょっと胸が痛みます。


まっちさん、はじめまして。マッチさんのブログを見ましたよ。とても楽しい旅日記が載っていますね。気がついたらずいぶん長い間読んでいました。
 生徒にテストを課したのに、自分の授業を振り返らなくなったら、それ以上の進歩はないと思います。生徒が頑張っている以上、私たちもそれ以上に頑張らないと、そう思っています。
 これからもどうぞよろしくお願いします。

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