2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

おすすめBLOG

  • Time is up
    りっちさんのブロクです。心と体、音楽、ファッション・美容など、色々な内容の記事が書かれています。
  • 旅は道連れ 気まま日記
    養護学校の教師をしている橘みかんさんのブログです。学校での生活の様子や、旅行が好きということで、これからは旅行の情報も期待できそうです。
  • 黒瞳のうさぎ
    お酒、心理学、旅行、温泉を愛するうさぎさんのブログです。写真付きの楽しい生地が多いです。
  • いい酒・夢気分♪
    アメリカのお住まいのモリビルさんのブログです。大好きなビールのことを中心に、楽しい話題が満載のブログです。
  • ちゃつねの独り言と写真館
    多趣味なちゃつねさんのブログです。アウトドア、クルマをはじめ、話題の豊富なブログです。
  • おしゃれまっちのすてきせいかつ
     旅の大好きなまっちさんのブログです。膨大な旅行記は読み応えがあります。旅の途中で撮った写真を見るのもとても楽しいですよ。
  • UME Blog
     旅行が好きなUMEさんのブログです。毎回テーマのしっかりとした旅をされていてとても興味深い旅行記を書いています。
  • 日常彩彩
    エムエムさんのブログです。社会の出来事について、気になったことを鋭く、それでいて優しい視点で書いています。時々掲載する写真もとてもいいです。
  • five-half blog
    福島県いわき市で美容室「five-half」を経営している谷口さんのブログです。家族のこと、お客さんとのふれあいなど興味深い記事が満載です。
  • 岡本パンスタジオ
    仙台市で自宅および福祉施設等でパン、ケーキ作りの講師を行っている岡本さんのホームページ&ブログです。これを読むと今すぐパンを作りたくなること確実!

« 大ベテランと遊ぶ | トップページ | 慌しい3月 »

東京散歩~隅田川に沿って②

【2 清澄・両国】

2004年5月23日朝、空はどんよりと曇っている。神田駅から東京メトロ銀座線に乗る。改札口へと下る階段の天井までの高さは170センチ、私の身長とほとんど同じだ。天井に頭をこすり付けるようにして階段を下りる。銀座で日比谷線に乗り換える。次の東銀座駅はすぐそこで、加速したかと思うとまもなくブレーキがかかる。

 築地で地下鉄を降りるとすぐ目の前に築地本願寺がある。日本の寺では珍しい石造りの寺である。インド様式の荘厳な建築である。前庭を抜けて建物の中に入ってみるとかなり広い。ぎっしりと詰まったパイプいすの数はいくつあるのだろうか?そういえば、数年前に有名芸能人の葬儀が行われたときの参列者の行列を思い出す。本堂の脇には、通りに面して仏具屋がある。初めからテナントが入れるようなつくりになっているのだろうか?なかなかしたたかかである。築地川は埋め立てられて公園になっている。どういうわけか、端の欄干部分だけが残っており、ここが川であったことを叫んでいるかのようだ。欄干には「びぜんばし」名前がついている。なんだか廃屋の表札のようだ。ちなみにこのあたりは、芥川龍之介の生誕地であり、浅野内匠頭邸の会った場所でもある。

聖路加看護大学のキャンバスを歩く。小規模であるが、こざっぱりとしたキャンバスである。つつじの花がきれいだ。隅田川に向かってすすむと、聖路加国際病院がある。高校生のとき、看護職志望の友人と東京に行ったとき、聖路加国際病院を見てみたいといわれ、理解できなかったことがあるが、今は少しわかる気がする。聖路加タワーに上ってみようとも思ったが、まだ時間が早いのか人影はない。裏手に回ると隅田川が見えてくる。少しさかのぼると、前回に通った佃大橋である。

 川沿いの遊歩道を歩く。川の水は少し生臭いにおいがするが、思ったほどではない。夏になれば違うのかもしれないが。堤防に掲示がある。見てみると、隅田川の汚染の具合がグラフになっていて、おおむね1974年ごろを境に少しずつ改善されていることがわかる。前年の1973年はオイルショック。開発と経済成長一辺倒の時代から少し変わり始めた時代だといわれる。1972年生まれの私には、やや実感がわかないが。佃大橋の下には、たくさんのダンボールハウスとその住人たち、これから先、無数に見ることになるだろう。大都市東京のもうひとつの姿である。

亀島川の水門を越えると、鉄砲州という。ここは、江戸時代寛政のころには、南北8丁の中州で、射撃練習場だったそうだ。稲荷神社があり、大きな銀杏木の下に30貫と35貫の大きな石がある。ためしに持ち上げようとしたがまったく動かない。1貫は3.75キログラムだから、たしかに重たいわけだ。小さな橋を越えると、東京住友グループの未来都市のようなビル街がある。日曜日の午前中だから人気がなくひっそりとしている。そんなところを歩くのは、秘密の場所へ行くような不思議な気持ちである。再び隅田川に出れば、向こうには佃島、そして、少し川上にはラベンダーブルーの永代橋がある。永代橋は元禄年間にはじめてかけられた橋である。当然現在の橋は鉄骨の近代的な橋である。何代目の橋なのだろうか?

 今度は、江東区側の堤防沿いに歩く。首都高速9号線と一般道の2階建てになっている隅田川大橋をくぐり、さらにさかのぼると、仙台堀の水門がある。水門は、いわゆる0メートル地帯が多い江東区にとって、水害を防ぐ大切な役割を持つ。隅田川から少し離れて清純庭園に行く。ここは三菱財閥の創始者である、岩崎弥太郎が、社員の慰安や、内外の賓客を接待するために作ったもので、現在は東半分が残っている。麩を買って池の鯉にやることにした。子供じみたことだが、見ていると飽きないものである。鯉にも要領のいい者と悪い者がいて、要領の悪い鯉に麩をあげようとするが、鯉も人間の動きをよく見ているのか、結局要領のいい鯉ばかりが食べてしまう。

清住庭園を出て、清洲橋を渡り細い路地に入ると大鵬部屋、もう少し先に行くと北の湖部屋がある。北の湖部屋の前を通りかかると、2階のベランダからお相撲さんが身を乗り出していた。声をかけると気軽に写真撮影に応じてくれた。まだまだ髷の結えない下位力士であるが、いずれ関取になってテレビ中継に出るようになることを祈りたい。小名木川にかかる萬年橋を渡ると、芭蕉庵の跡がある。いまでは、隅田川の堤防近くに小さな神社があって、堤防の上には芭蕉の像がある。対岸は日本橋の高層ビル街である。この界隈の変化を芭蕉はどう見るだろうか。

 再び隅田川沿いに歩く。首都高速6号線(向島線)と7号線(小松川線)が隅田川の上で分岐している。高速道路のランプウエィの曲線はどことなく艶かしい。春日野部屋は大鵬部屋や北の湖部屋の建物よりもさらにいかめしい作りであった。このあたりには、ほかにもいくつもの相撲部屋がある。国技館はではもうすぐそこである。京葉道路の南側に回向院というお寺がある。ここは、江戸時代から1909年(明治42年)に国技館ができるまで相撲興行が行われた場所である。さほど広い境内ではないので、そのころの面影を残すものはほとんどない。鼠小僧の墓もここにある。上野駅を小さくしたような両国駅を過ぎ、国技館にはたくさんの幟がはためいていた。今日は夏場所の千秋楽である。当日券がないかと思ったがさすがに売り切れであった。

« 大ベテランと遊ぶ | トップページ | 慌しい3月 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京散歩~隅田川に沿って②:

« 大ベテランと遊ぶ | トップページ | 慌しい3月 »

フォト
無料ブログはココログ

BlogParts

  • 投票お願いします!
  • Forester Network
  • クリック募金
  • BlogPet

-占い-

ウェブページ