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近代日本の青春時代へ④

4 宿毛の夕陽にふられる (2007年8月8日)

 再び播磨屋橋にもどり、昼食を取り土産を買う。あちこちで土産を見て歩くのは私の性に合わないので、1箇所で買って自宅宛に配達してもらうようにしている。それにしても暑い、これでは街歩きどころではない。今回の旅ではこのような事態を予想して、暑い時間はできるだけ移動時間にするように工夫している。今日はこれから高知の路面電車で適当なところを往復し、高知駅16時27分の特急で高知県西部の宿毛に向かうことにしている。

 高知の路面電車は、南北に走る高知駅~播磨屋橋~桟橋通期五丁目の路線と、東西に走る後免町~播磨屋橋~伊野間の路線からなる。東西の路線は全長20km.を越え、路面電車としては長い路線である。そこで、東側の後免町までの区間は次回の楽しみに取っておいて、西側の区間だけ乗ることにした。電車は高知市街の中心部から、だんだん住宅地にさしかかる。相変わらず乗客は多い。下駄代わりに利用されているようで、頻繁に乗降がある。鏡側にかかる橋を渡ると、片側1車線のあまり広くない道を電車が走る。つまり、電車が来るとクルマは対向車繊維寄って電車を通すことになる。ドライバーにとっては迷惑だろうが、車が走るようになるずっと前から電車が走っているのだろうから、すっかり地元のマナーとして定着したのだろう。やがて郊外から農村風景になり、およそ40分で伊野に着く。このような電車がクルマ万能時代に打ち勝って地域の足として定着していることが本当に嬉しい。いつまでも路面電車が走り続けてほしいと思う。
 路面電車の伊野駅からJRの伊野駅までは歩いて5分ほど。JRの列車まで少し間があったので駅前の喫茶店でレモンスカッシュを飲む。店で絞ったレモンジュースを使っていて、程よい酸味が心地よく疲れが吹き飛ぶ。発車直前に駅に行ったら1両の列車は座席がほとんど埋まっていた。

 高知駅に戻り、ホテルに行って荷物を受け取るとしばらく時間が余った。早めにホームに入り、かつて東北地方の国鉄線で活躍した車両と同じ形式の車両の写真を撮ったり、椅子のかけ心地を試したりしていた。その後自由席の長い行列に並んだ。
 高知駅17時27分発の特急「南風13号」は、高知駅をほぼ満席で出た。再び伊野を過ぎると仁淀川の鉄橋を渡る。高知県は四万十川が清流として知られているが、仁淀川も川の底が透けて見える清流である。カーブが多いが、高知までの区間に比べてややスピードが出ていないようだ。既に稲刈りを終えた田圃もある。社会科の授業で習ったと思うが、高知県は水稲の二期作が行われている。刈り入れ直前で倒れてしまった稲もある。なぜ二期作を行うかというと、気温が温暖であることが大きな理由だと思うが、台風の被害を防ぐこともあるのかと思う。稲は刈り入れ近い時期になると穂が重くなり強風に対して弱くなる。高知県はとくに台風の被害が多い。8月の上旬までに刈り入れをすれば台風の被害にあう確率が低くなるし、9・10月の台風シーズンは二期作目の成長途中でまだ背が低く倒れにくい。そんなことを考えながら乗っていた。
 須崎で車内が少し空いた。窪川から土佐くろしお鉄道線に入る。窪川は四万十川上流の町だが、そこから長いトンネルで山を下り、土佐佐賀は海沿いの町である。このあたりの地形の変化は目まぐるしい。高知県西部の中心地の中村(四万十市)でほとんどの乗客が降りる。私も中村に泊まる予定だが、線路はその席宿毛まで続いているので、宿毛までいったん行ってから中村に引き返す。そろりそろりと列車は宿毛駅に滑り込む。
 宿毛は夕陽がきれいな町だそうだ。私は1時間後の普通列車で中村に引き返そうと思っていた。それまでの間駅の近くの松田川にかかる橋から夕陽でも見ようかと思っていた。時間は18時40分過ぎ、日没の遅い四国にも夕闇は迫っていた。しかし、駅の掲示には19時37分の列車は9月2日まで運休とあった。その次の列車は宿毛発20時43分、あまりに遅すぎる。結局18時53分の特急で中村に戻った。さっき私が乗ってきた列車の折り返しそうである。さっきの列車にも乗っていた車掌が不思議そうな顔で私を見る。

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