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大阪・京都・神戸 私の三都物語 ①

【1 京都まで 12月27日】

 誰だってそうだと思うが、小学生の頃、遠足の前の晩は良く眠れなかった。私は今だってそうだ、旅立ち前の晩は良く眠れない。今年は忙しかったから8月に高知。愛媛に行って以来県外にほとんど出ていなかったから尚更だ。何度も目が覚めた挙句4時過ぎには完全に目が覚めてしまった。
 
 クルマで福島空港を目指す。旅への期待感と寝不足のための妙なハイテンションでついついアクセルを踏みすぎてしまう。100km./h制限の高速道路を大幅な速度オーバーで走っていた。
 福島空港9時50分発の日本航空便に搭乗する。離陸するとなすだけを初めとする山々、日光の中禅寺湖などが次々と現れる。山々は雪を抱いて美しい。甲府盆地、赤石山脈(南アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)を見て、中部国際空港(セントレア)が見えた。衛星写真を見ているようで楽しい。ここから名張(三重県)、桜井(奈良県)、河内長野(大阪府)を経由するのが最短距離であるが、日本航空機は紀伊半島南部の山岳地帯を通過すると田辺(和歌山県)沖で右に大きく旋回した。それから紀伊半島の海岸線に沿って北上する。ずいぶん遠回りであるが騒音問題を避けた結果なのだろうか。

 関西空港には予定どおりの11時10分に着陸した。ここで、大阪・京都・神戸地区の私鉄(阪急・阪神・京阪・近鉄・南海など)、地下鉄が連続する3日間乗り放題になる「スルッとKANSAI 3dayチケット」を購入する。これから3日間、大阪を拠点に京都や神戸を回ることにする。まずは大阪に向かう。南海電鉄関西空港駅のプラットフォームには、濃紺色の鉄仮面にも潜水艦にもウルトラマンにも見える特急「ラピート」が見える。きっぷを買い足してこれに乗る。車内の天井から窓回りにかけてベージュ、窓より下はカフェオレ色、窓は楕円で非常に明るく地中海風といったところか。座席もゆったりしていていい。関西空港と対岸の泉佐野市に渡ると未来的な風景から典型的な日本の郊外の風景になる。そんな中をラピートが走る。かつて豊臣秀吉が茶会を行ったという天下茶屋でラピートを降り、地下鉄堺筋線に乗り換える、さらに次の動物前船で地下鉄御堂筋線に乗り換える。御堂筋線は何度も乗っているがいつ乗ってもお客が多い。梅田で降り、着替えなどの入ったバッグをホテルに預けた。

 阪急梅田駅は私鉄のターミナル駅としては例外的に大きな駅だ。神戸線・宝塚線・京都線それぞれ3本のホームがある。そこにずらりとマルーン一色の列車が並んでいる様は壮観である。私の乗った河原町(京都)行きの列車が梅田駅を出るとほぼ同時に宝塚行きと新開地(神戸)行きの列車も発車する。威風堂々、貫禄すら感じる。十三駅でそれぞれの方向に別れた。高槻を過ぎると両側に山が迫り、わずかながら農地も現れる。私が乗っている阪急の線路と東海道新幹線がぴったりとくっつき、右側には国道171号線、左側にはJR東海道本線、少しはなれて左側の山の中腹には名阪自動車道がトンネルに出入りしながら見える。サントリーの山崎工場が見えると、1582年に本能寺の変で織田信長が亡き後、豊臣秀吉と明智光秀が天下の行方をかけて争った山崎の古戦場になる。秀吉が本陣を置いたのが天王山である。そのような経緯を知らなくても、この地が京都を防衛するのに重要な土地であることは車窓からでも十分理解できる。京都市内に入り、桂駅で各駅停車に乗り換える。京都市内に入ると阪急線は四条通の地下を走る。私は壬生の新撰組関連の史蹟を見るために大宮駅で列車を降りた。

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コメント

やえもんさんこんばんわ。
お久しぶりです。
正月休みはは関西へ旅行へ行かれたのですね。
私も2月の3連休に神戸へ出かけるので旅行記を読むのが楽しみです。
旅行の時楽しみで眠れず当日ハイテンションになるというくだり、すごくわかります。
私もそうなんで(*^_^*)

まっちさん、おひさしぶりです。まっちさんも旅立ち前には同じようになるのですね。2月の関西旅行が楽しいものになりますようにお祈りいたします・

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