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青い流れ星よ、永遠に

 JRグループは3月15日(土)にダイヤ改正を行う。ダイヤ改正といえば、新しい列車が登場したり、スピードアップをしたりと華やかな話題が多いが、今回もブルートレインの削減の嵐はやまない。今回廃止になる列車は、寝台特急「あかつき」京都・大阪~博多・長崎、寝台特急「なは」京都・大阪~博多・熊本、寝台急行「銀河」東京・横浜~京都・大阪、寝台特急「日本海」2大阪・京都~秋田・青森(2往復のうち1往復)、寝台特急「北斗星」上野・仙台~函館・札幌(2往復のうち1往復)。以上の列車が廃止となる。
 私にとってブルートレイン初体験は、1998年、札幌から乗った「北斗星」であった。揺れは少々気になったものの、津軽海峡線の車窓から見た函館の町明かりは、旅の終わりを象徴するようで胸が締め付けられるような切ない気持ちになった。次が2002年8月の寝台特急「さくら」(既に廃止)ロビーカーで天草に帰るというお母さんとビールを飲みながら深夜まで話し込んだ。広島を過ぎて、宮島が見えたときには、ずいぶん遠くまで来たのだなと思った。長崎着は昼過ぎ、ずいぶん遅い列車だが、「はるばる来たぜ」という気持ちになった。その次が2003年3月の寝台急行「銀河」夜の東海道線は物流の大動脈、次々に行き交う貨物列車を見ながら、旅への興奮で眠れない夜を過ごしていた。次が2004年12月の寝台特急「あさかぜ」(既に廃止)、個室寝台の照明を消して、車窓を流れる町明かりを見ていると、なんだか銀河鉄道の旅をしているような不思議な気分になった。
 ブルートレインは、新幹線、航空機、高速バスなどのライバルとなる交通機関が増え、かつての地方距離移動の主役から転落した。私がブルートレインに乗るようになった時代には、既に利用率の悪い列車を廃止する縮小均衡と、食堂車などのサービスをカットする時代になっていた。それでも、ブルートレインで迎える夜と朝の素晴らしさを味わうために、ブルートレインを選ぶ旅人も多かった。しかし、ブルートレインの車両の老朽化も進み、速度の遅い列車が入ることで、他の列車の足も引っ張ることになってしまった。おそらく、ブルートレインの退潮傾向は当分泊まることは無いだろう。それでも、今後も走り続けるブルートレインを愛していきたい。

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コメント

北海道に住んでいる私としては、
あかつき、なはは乗車してみたいと思ってました。
ドキドキで眠れず少しずつ明るくなる景色を
眺めているとものすごく胸が熱くなります。
高くても電車の旅というのはそれだけの価値が
ありますからね

なんと!寝台急行「銀河」が無くなるのですか!
残念・・・思い出あるのに・・・

>まっちさん
 夜が明けたら未知の世界に。これがブルートレインの何よりの魅力ですよね。これからも残るブルートレインがあります。ぜひまっちさんの旅に活かして下さい。

>体当たり!腕が・・・さん
 東京~大阪間は世界的に見ても流動の多い区間です。この区間ならブルートレインが生き残っていく余地があると思っていましたが、現実は思っていたよりも厳しいようです。京都で「銀河」を降り、のんびり朝食をとっているとお寺が開く時間になる。そんな贅沢な過ごし方もできなくなります。

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