2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

おすすめBLOG

  • Time is up
    りっちさんのブロクです。心と体、音楽、ファッション・美容など、色々な内容の記事が書かれています。
  • 旅は道連れ 気まま日記
    養護学校の教師をしている橘みかんさんのブログです。学校での生活の様子や、旅行が好きということで、これからは旅行の情報も期待できそうです。
  • 黒瞳のうさぎ
    お酒、心理学、旅行、温泉を愛するうさぎさんのブログです。写真付きの楽しい生地が多いです。
  • いい酒・夢気分♪
    アメリカのお住まいのモリビルさんのブログです。大好きなビールのことを中心に、楽しい話題が満載のブログです。
  • ちゃつねの独り言と写真館
    多趣味なちゃつねさんのブログです。アウトドア、クルマをはじめ、話題の豊富なブログです。
  • おしゃれまっちのすてきせいかつ
     旅の大好きなまっちさんのブログです。膨大な旅行記は読み応えがあります。旅の途中で撮った写真を見るのもとても楽しいですよ。
  • UME Blog
     旅行が好きなUMEさんのブログです。毎回テーマのしっかりとした旅をされていてとても興味深い旅行記を書いています。
  • 日常彩彩
    エムエムさんのブログです。社会の出来事について、気になったことを鋭く、それでいて優しい視点で書いています。時々掲載する写真もとてもいいです。
  • five-half blog
    福島県いわき市で美容室「five-half」を経営している谷口さんのブログです。家族のこと、お客さんとのふれあいなど興味深い記事が満載です。
  • 岡本パンスタジオ
    仙台市で自宅および福祉施設等でパン、ケーキ作りの講師を行っている岡本さんのホームページ&ブログです。これを読むと今すぐパンを作りたくなること確実!

« バンザーイ | トップページ | ぷは~っ! »

大阪・京都・神戸 私の三都物語 ⑧


【8 びゅわーんと播州平野の鉄道を楽しむ(下) 12月30日】

 三木駅前で所在も無く過ごしていたが、折り返しの列車の発車までは40分以上も無い。時間を潰せそうな本屋さんやショッピングモールなども見当たらない。そこで、線路に沿って、厄神に向けて歩いてみることにした。駅の裏側に回ると、三木鉄道に沿って走る県道がある。この道路に沿って歩けば三木駅の列車の発車時間さえ覚えておけば三木鉄道はきめ細かく駅があるから乗り遅れることはない。南側にはなだらかな山、北側には三木鉄道の線路、その向こうには住宅地と田、車が多いが、澄んだ空と冷たい空気が心地よい。駅のそばに大きな神社のある高木駅に寄り道して、2つ目の別所駅まで歩く。古い木造駅は、ここ数年補修された形跡が無く、この小さい鉄道会社の厳しい経営環境を物語っている。ここから列車に乗り厄神に戻る。
 厄神からJR加古川線に乗る。厄神の小さな車両基地を右に見ると、列車は左にカーブを切り、水量の多い加古川を渡る。川、水田、民家、低い山々、日本の農村の原風景の中を列車は走る・車内は混んでいて座れないが、車窓を堪能している。粟生駅は、加古川線の他、神戸の新開地まで行く神戸電鉄、私がこれから乗る北条鉄道が乗り入れていて、小さいながらもターミナル駅になっている。多くの乗客が降りたが、北条鉄道に乗り換えたのは私を含めて2、3人だった。北条鉄層の車両はレールバスと呼ばれる、軽量・小型の車両で、窓のサッシなどバスと同じような作りである。当時バスボディの大手メーカーだった富士重工(スバル)の製造である。走り出すと車体が軽いのか、加速はなかなか警戒ながら、フワフワと縦揺れがする。車窓は、これまでよりも一層ひなびてきて、完全な農村風景になる。目に前に急に市街地が現れると終点の加西市の中心部にある北条駅に着く。もっとも、市街地をはさんで北側には中国自動車道が走っていて、大阪駅前まで高速バスで1時間10分。北条鉄道から、加古川線、山陽本線経由でも神戸電鉄、阪神電鉄経由でも1時間半はかかるし、2回の乗換えが必要になる。
 駅前にビルがあり、ショッピングモールやクリニックが入っている。その一角のラーメン屋さんで昼食をとり、折り返しの列車に乗る。帰りは揺れにもなれて、うとうとしながら粟生に戻った。
 粟生からの加古川線の列車も満員だった。1両だし、向きを変えられる快適なシートが災いし、座席数が少なくなっている。だんだん前方に山が迫ってくると西脇市に着く。この列車はここで終点になる。ここから先谷川までは列車本数が極端に少なくなる。私が乗るのは13時41分発(第4土曜運休)だが、その前の列車は10時12分(第4土曜運休)になる。第4土曜にいたっては、その前の列車は8時20分になる。今日の日程作成にあたっては、この西脇市~谷川間が鍵となった。西脇市発13時41分、反対側から谷川発12時17分の列車を軸に、それに乗り継げるように逆算してプランを立ててみた。その結果、西脇市発13時41分の列車を軸にするこの日程李落ち着いた。
 西脇市を過ぎると徐々に山が迫ってくる。とはいえ、なだらかな中国山地だから、山あいの湿っぽさは無い。左側から急カーブで福知山線が迫ってくると終点の谷川に着く。
 谷川駅はその名の通り加古川が作る狭い谷底にある。空気はいっそう冷たく、雪もちらついてきた。駅前の小さな商店で熱い缶コーヒーを買った。小さな駅は待合室まで一杯だったので、雪がちらつくプラットフォームで缶コーヒーを飲んだ。冷え切った身体を120円の缶コーヒーが心地よく暖める。120円で買える小さな幸せ。
 10分ほど遅れてやってきた篠山口行きの電車は座席もほとんど埋まっていた。車窓は一層山深くなる。しばらく走ると小さな盆地に出る。終点の篠山口である。ここから大阪までの快速電車に乗る。大阪~宝塚~篠山口間の福知山線は、国鉄時代とJRになってからで最も大きく姿を変えた路線の1つである。国鉄時代はディーゼルカーや機関車が牽引する客車が1時間に1本(他に城崎方面への特急・急行列車が1本)走るのみであったが、現在では1時間に快速電車が6本、普通電車が4本、特急列車が1本走るようになり、列車の速度も大幅に向上した。民営化によるサービス改善のモデル的路線であった。沿線の三田市が1990年代を中心に全国有数の人口増加率を示した要因のひとつは、福知山線のサービス改善により大阪方面へのベッドタウンとしてニュータウンの建設が相次いだことによるものだろう。しかし、2005年4月25日、宝塚発同志社前行き快速列車が、塚口~尼崎間のカーブで、制限速度の70㎞/hを大幅に超える116㎞/hで進入し、脱線、横転し107名の方が亡くなる大きな事故がおきた。その後ダイヤの見直しや、新型ATSの接地が行われた。列車は、宝塚で大勢の人が乗りこみ、満員になった。私は進行方向左側の窓際に座って窓の外に目を凝らす。川西池田までは落ち着いた住宅地、北伊丹からは線路沿いに工場が増える。猪名川の向こうにはダイハツ工業の大きな工場が見える。車内は、これから大阪に遊びや買い物に行くのだろうか、楽しそうなにぎやかな声があふれていた。快速列車は塚口駅を通過するとスピードを落とす。事故現場となったカーブはこの先にある。車内のにぎやかな声がぴたりとやんだ。列車はブレーキをかけてゆっくりとカーブを通過する。列車は何事も無かったかのようにカーブを通過した。左カーブから右カーブに代わると間もなく尼崎に着く。

« バンザーイ | トップページ | ぷは~っ! »

旅行・地域」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大阪・京都・神戸 私の三都物語 ⑧:

« バンザーイ | トップページ | ぷは~っ! »

無料ブログはココログ

BlogParts

  • 投票お願いします!
  • Forester Network
  • クリック募金
  • BlogPet

-占い-

ウェブページ