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 1東海地方の私鉄と信長の足跡をたどる

【1 こだま号の悦楽】

 旅とは歩くことであった。「東海道中膝栗毛」の弥次さん、喜多さんも、松尾芭蕉もひたすら歩いた。だから旅とは移動途中そのものであった。明治時代になり、鉄道か開通し、汽船が就航し、やがて自動車と航空機も仲間入りすと旅はより早く、より遠くに行けるようになった。すると、移動時間はただの退屈な時間になってしまった。飛行機の窓から見る夕陽の美しさは息を呑むようだが、炊いて員客は寝息を立てているし、東海道新幹線から見る富士山や台湾の自強号から見る清水断崖も極上の社葬だと思うが、半分以上の乗客は関心がないようだ。たいていの人にとって目的地に早く着いてそこで楽しいことがしたい、それが大方の人の考えのようだ。しかし、私は違うと思う。旅の大きな楽しみは移動中であり、車窓に流れる景色は下手な映画よりも面白いと思っている。今日は新幹線「こだま」号で、少しだけゆっくり東海道の車窓を楽しんでみようと思う。

 東京発9時26分のこだま号に乗る。東京駅を出ると山手線や京浜東北線と並走する。品川を過ぎ多摩川を渡り神奈川県にはいるまではあっという間である。新横浜を過ぎても民家が密集している。東北新幹線なら大宮を過ぎてしばらくすると田圃も見られるようになるのだが、やはり東海道は人口密度が高い。花水側を渡るとようやく山が近づいてくる。小田原では後続の「のぞみ」号に道を譲る。「こだま」号は、「のぞみ」号や「ひかり」号に道を譲りながら走るが、駅間の走りはひけをとらない。列車密度の高い東海道新幹線だから、「こだま」号がのんびり走ると「のぞみ」号や「ひかり」号の足を引っ張ってしまうからだろう。小田原を過ぎると山にはみかん畑が見えてくる。これが見えてくるといよいよ東海地方だなと思う。熱海を過ぎて丹那トンネルをくぐるとあっという間に三島。新富士駅の北側には日本製紙の大きな工場が見える。富士山が見えることを期待して山側の座席に座ったが、残念ながら雲に隠れてすそのほうしか見えない。かわりに、かまぼこがたくさん並んでいるような茶畑が見える。このユーモラスな姿を見ると静岡に来たことを実感する。静岡でお客がだいぶ降り、車内はゆったりとした空気に包まれた。静岡を過ぎると間もなく安倍川を渡る。東海道は川めぐりの旅でもある。次に渡るのは大井川、大井川に沿ってSLの走る大井川鉄道がある。線路だけでも見えないかと目を凝らしたが、影も形も見えなかった。後で地図を見ると、新幹線が大井川を渡るのは、大井川鉄道の起点である金谷のだいぶ南だ。見えるわけがない。丘陵をトンネルで越えると掛川停車。山内一豊の掛川城は駅からやや距離があるようではっきり見えなかった。色々な工場が見えてくると浜松。ヤマハ、河合楽器、スズキ自動車、本田技研工業、そうそうたる顔ぶれの企業が浜発にゆかりがある。浜松では6分停車。プラットフォームに下りる。
 
 プラットフォームをぶらぶら歩き、通過する列車を見送り、売店に1つだけ残っていた駅弁を買うと発車時刻は近い。駅弁をあけているうちに浜名湖が見えてきた。線路北側の道路が邪魔だが、広々とした眺めに見とれる。ウナギの入った釜飯弁当を食べているうちに豊橋、名鉄の赤い電車が見える。いよいよ名古屋が近いことを実感する。にわかに雨がつよくなったが、三河安城を過ぎると雨が上がった。「こだま」号は速度を落とし名古屋駅に入った。シルバーにオレンジの帯を巻いたJR東海の列車が行き交っていた。

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コメント

こだま号でのんびり…と言うのは最高ですね。昔のように長距離の鈍行があれば、言うこと無いんですが。時間をかけてゆっくり乗り物に乗って移動するのも旅の醍醐味の一つだと思います。
ところで、大井川鉄道の旅はお勧めです。機会がありましたら、ぜひ終点まで乗ってみてください。できればその奥に続くトロッコ電車にも。車窓はまさに日本昔話の世界ですよ。

 本当に贅沢な旅と普通列車でのたびなのでしょうが、学生時代はともかく今はなかなかできません。それでも、できるだけ移動も楽しみたい。こだま号での旅はそれを満たすことができるのかもしれません。大井川鉄道はぜひ乗りたいですね。SLだけでなくトロッコ列車もあるのですね。それはとても楽しみです。

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