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みちのおくへ~下北・津軽紀行 ④

【④ 津軽平野の鉄道を愉しむ 上 8月9日】

 津軽平野の中心地である弘前駅は真新しい。まるで都会の駅のようだ。その弘前駅の片隅に、まるで階段に押しつぶされるような位置に弘南鉄道弘前駅がある。このように書くと、粗末な寂れた駅を連想するかもしれないが、コンパクトながらも真新しい駅で、うらぶれた感じはまったく無い。駅に発着する電車もステンレスの電車で都会的である。もっとも、つり革には東急百貨店の広告が書かれている。東京を走る東急電鉄の車両が津軽平野で第二の人生を送っているのだ。
 弘前駅を発車し、間もなく弘前東高前、その後もこまめに駅がある。利用者は多く、地域の足としてしっかりこの地に根を下ろしている会社のようだ。電車は津軽平野を東へと走り、車両基地のある平賀駅の手前で北へと向きを変える。窓の向こうには弘前市街、そしてなだらかで女性的な磐木山が見える。田んぼの中をしばらく走ると黒石駅に着く。
 黒石はかつて津軽藩の支藩が置かれたところである。駅から少し離れるが、「こみせ」と呼ばれる木製のアーケードのようなものが残る通りがあるので行ってみる。既に気温は上がり、汗で背中が湿ってくる。こみせには、小さな提灯が下げられている。小学生が授業で作ったのだろうと思われる。名前と将来の夢が書かれている。男の子はスポーツ選手が多い、私の頃と違うのは、サッカー選手やバスケットボール選手などスポーツの種類が多様化したことである。女の子はパティシエや保育士、花屋さんが多かった。
 弘南鉄道の電車で弘前に戻り、今度は津軽平野の北部を目指す。五能線の普通列車で津軽平野を北上する。撫牛子(ないじょうし)という読み方の難しい駅を過ぎると、川部。ここから西に向かって走り出すと間もなくりんご畑が増えてくる。既にりんごの木にはたくさんの実がついていた。こんなにたくさんの実がなるものだと感心した。五所川原で津軽鉄道に乗り換えるが、40分ほど時間があるので駅前の食堂で昼食をとる。店は古びていたが、店主のおじいさんもかなりの高齢だった。

 

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