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みちのおくへ~下北・津軽紀行 ③

【③ 階段国道としょうがみそおでん 8月8日】

 竜飛崎からの眺めは豪快だった。眼下には津軽海峡、遠くにはうっすらと北海道が見えた。駐車場には「津軽海峡冬景色」の歌碑があり、年配の方がこの碑を背景に写真を撮っていた。もう30年以上前の歌だが、この歌が竜飛崎の名を一躍有名にしたことは間違いない。
 歌碑の裏側に階段がある。何の変哲も無い階段だが、この階段が国道339号線、通称「階段国道」である。自動車が通行できない国道は全国にいくつかあり、国道291号線の群馬県と新潟県の県境である清水峠付近は登山道が国道になっている。この階段国道は幅の狭い362段の階段である。竜飛岬のバス停で帰りのバス停を待ってもいいが、バスは階段国道の下の竜飛漁港のバス停に泊まるし、ここまでかなり大回りして時間がかかるから乗り遅れる心配はなさそうだ。私は竜飛漁港まで歩いて降りることにした。
 階段を下ると竜飛漁港、この漁港の風景がまたよかった。漁港で網の手入れをするおばちゃん、水面近くをのんびり飛んでいくカモメ、旅のよさって点じゃないんだよ、面なんだよ、そう思わせる風景だった。もしも、バスの中でおしゃべりに夢中になって、竜飛岬だけ観光して、またバスに乗って居眠りしながら戻ったのでは、崖の下に張り付くような漁村や、のんびりした竜飛漁港を見ることは無かっただろう。もしそうだとしたらこのたびの印象はずいぶん平坦なものになっていたと思う。
 バスに乗って三厩駅まで戻り、津軽線の列車の時間まで1時間少々時間があったので、駅近くの川や海を眺めて過ごした。列車に乗り、蟹田を過ぎると徐々に家が増えてくる。列車はひたすらのんびりと海と国道280号線に祖って走り、青森市街地に入ると左へ向きを変えると終点の青森駅に着く。
 青森では、昨日友人に教えてもらった店に入って、しょうが味噌おでんやイカの一夜星を肴に酒を飲んだ。しょうが味噌おでんはしょうがのさっぱりした味が以外にもおでんに合っていてうまかった。他のお客さんや女将と話が弾んでいるうちにそろそろ今日の宿泊地である弘前行きの列車の時間が迫ってきた。後ろ髪惹かれる思いで店を出る。いつの間にか真っ暗になっていた。

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