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家電

 家の電話機が壊れてしまった。通話は問題なくできるが、留守番電話機能が使えなくなってしまった。今や携帯電話を使うことが当たり前になって、固定電話は徐々に影が薄い存在になってきたが、仕事関係など、固定電話にかかってくる電話は依然多い。そのうえ、私は一人暮らしであり、加えて家にじっとしていることが苦手な性格で、しばしば旅に出るから、留守番電話機能は必須の存在である。
 今まで使っていた電話機は大学3年のときに買ったものである。それまではただのプッシュフォンを使っていた。当時の実家の電話が黒電話だったからプッシュフォンであるだけでなんだかおしゃれに見えたものである。3年になり、ゼミ長(まぁ学級委員長)になり、ゼミの運営について電話でやり取りする機会が増えたり、ボランティア活動を積極的に行うようになり、ボランティア先との電話連絡が増えると、ただでさえ外出がちな私は、「あいつはいつかけてもつかまらないやつだ居留守でもしているのではないか」とか「別宅がある(つまり誰かと同棲している)のではないか」とか言われるようになった。私は居留守などしていないし、同棲もしていない。これは根も葉もない噂を立てられかねないと危機感を持ち、乏しい財源からひねり出して留守番電話機能のある電話機を購入した。言うまでも無いが、学生が携帯電話を持つなど考えられない時代であった。
 それから14年間、苦楽をともにした電話機であったが、肝心の留守番電話機能が故障し、やむなく買い替えとなった。名残惜しいが、新しいスマートな電話機を使いこなすのも楽しみである。

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コメント

昔はとかく新しいものに目がいってしまったけど、最近は「昔から使っているもの」に愛着をもっています。困っちゃうぐらい物持ちがよいのだけど、想い出もたくさん。そんなものに囲まれて過ごすのもいいものです。
゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

 私も基本的に物持ちがいいほうです。黒電話、あれに留守番電話機能さえつけば究極の電話機になりそうです。ずしりと重い受話器の感触、ダイヤルが戻るときの「じーころころ」と言う音、シンプルな機能でで信頼性の高さ。今は物が豊富で、本当に必要かどうかわからない機能までついたものに囲まれていますが、ああいうソリッドな物の魅力、見直されていいと思います。

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