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会津・多摩・江戸~新選組の足跡をたどる ④

【江戸 11月3日】

 次に訪れるのは、近藤が師範を勤める剣術の道場「試衛館」である。試衛館は地下鉄大江戸線の牛込柳町駅の近くにある。万願寺駅からは高幡不動駅で京王線乗換えで、新宿経由が早いのだが、モノレールからの眺めがいいので、多摩センター駅までそのまま乗っていくことにする。高幡不動からは急な傾斜になる。中央大学・明星大学からは下りになり、目の前に広々とした視界が広がる。新宿からは地下鉄大江戸線に乗り、都庁前で両国方面行きに乗り換え、牛込柳町で下りる。今まで牛込柳町がどんなところかまったく想像がつかなかったが、ちょうどすり鉢の底のようなところに住宅と商店が密集しているところだった。
 試衛館の場所は地図であらかじめ場所のめぼしをつけておいた。牛込柳町駅から少し飯田橋方面に進み、病院のところを右に入ったところにあった。「試衛館跡」の標柱と簡単な説明があった。現在はアパートと駐車場になっている。私はすべての歴史遺産を保存しろなどとは言うつもりはない、試衛館跡が他の建物になってしまうのはしょうがないだろう。しかし、説明版の下がごみ集積所になっていることは許せない。そんなに歴史遺産を粗末に扱うのならいっそ標柱や説明版などを撤去してしまったほうがいい。
 頭にきたので、冷静になるためにルートを変更し、地下鉄新宿線の曙橋駅に向かう。牛込柳町から坂を上り、防衛庁の敷地を横目に見ると曙橋駅に着く。ここから地下鉄に乗り、神保町で三田線に乗り換える。
 新板橋駅に下りたときには、既に太陽は西に沈みかけていた。埼京線の踏切を越えると近藤勇の墓がある。流山で捕まった近藤は、ここ板橋宿で罪人として処刑された。無慈悲にも侍として栄誉のある切腹が認められなかった。後にかつての同士である永倉新八によってここに墓が作られた。私がいる間にも数人の人がやってきて手を合わせていった。新選組の隊士たちが活躍した時代から150年が経とうとしている。本当の武士よりも武士らしく、幕末の動乱の時代を駆け抜けた新選組の侍たち、彼らの活躍はこれから先も語り継がれるだろう。

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