去りゆく季節に
今は2月20日の午前5時半、外ではしんしんと雪が降っています。今年の冬は、12月から1月初めまでは寒かったですが、その後は暖冬で、雪も少なかったので、なんだか嬉しいです。
冬が好きという人はあまりいないと思います。春は花が咲き、草木が芽吹き、夏は生命の活気がみなぎり、秋は豊かな実りがあり、じゃあ冬はどうかというと、寒いし、日は短いし碌なことがないじゃないと言われそうです。クリスマスやお正月がありますが、それは一瞬のことにすぎない。それでも、私は冬という季節が好きです。寒さはさほど苦にならないし、雪景色の美しさは他に比べるものがないくらい美しいし、葉を落とした落葉樹の樹形の美しさといったら言葉にできないくらいだし、どこに行っても人が少ないことがいい。
それでも、降り続く雪を見ながら、この雪を見れるのはあと何回だろうかと去りゆく季節に別れを惜しんでいた。2月に入り、日没がだいぶ遅くなってきた。各地から梅の便りも聞かれるようになってきた。春近し、それなのに寂しい季節になるのはどうしてだろう。
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