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忘れてはいけないこと

 金曜の夜から土曜にかけて東京に行ってきた。仕事を終え、0時少し前の夜行バスに乗ると東京駅日本橋口には4時30分過ぎに着いた。それから高田馬場でぶらぶらし、地下鉄で光が丘(練馬区)に出て、少し昔の未来都市のような光ヶ丘団地を見て、路線バスで池袋に出た。池袋で東急ハンズやらサンシャインシティを見て歩き、午後は神保町に移動して本屋を見て回った。夕方東京駅前に戻り、八重洲口の大丸で食料品を買い込み新幹線で福島に帰った。年に2~3回ほど行う東京行きであったが、東京に行くたびに気になることがあった。
 はじめにこのことに気づいたのは1995年ごろであった。主に上野駅や上野公園、新宿駅周辺などにホームレスの人が増えた。2000年ごろから緩やかに景気が回復したためかその姿もやや減ってきたが、一昨年くらいから急速に増えてきた。そして、それまでと違った傾向も見え始めてきた。私とそう変わらない30代くらいのホームレスが増えてきたこと、女性のホームレスもわずかだが見かけるようになったことである。これまで、女性は生活保護が受けやすいことなどから、ホームレス化しにくいといわれてきた。また、30代などの比較的若い男性も不安定な雇用であっても職を得やすいことからホームレスになる例は少ないと言われていた。
 ホームレスになることを、あたかも本人の責任であるとしたり、好きでやっているのだから放っておけなどと言う人もいる。本当にそうだろうか?もしかしたら、会社の倒産や本人の病気、障害など本人の力ではどうしようもない事情があったのかもしれない。たとえ本人の怠け癖や努力不足があったにせよ、人間として人間らしく生きるための最低限暖かい布団と雨に濡れる心配のない環境、簡素ながら暖かい食事を用意することができないものか。この問題は、私たちにもまったく無関係という問題ではない。私は今、そこそこの収入を得て、年に数回旅行にいけるような贅沢ができる。もちろん衣食住は世間並みに満たされている。しかし、失業したら2年ほどで蓄えは使い果たしてしまうだろう。そうなったらホームレスになってしまうかもしれない。私だけではない、これを読んでいるあたなだってその可能性があると思う。彼らを救うセーフティネットは私たちのためのセーフティナットでもあるのだ。

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