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岬めぐりの銚子電鉄 3

2 君ヶ浜駅~仲ノ町駅~観音駅…銚子駅

 君ヶ浜駅には、ギリシア風のアーチがあったが、今は遺跡のように残骸が残るのみ、寂しい風景だ。海岸までは歩いて10分もかからないから、海岸まで行く。犬吠埼と先端の灯台が良く見える。
 君ヶ浜駅からは銚子行きの電車に乗る。今度は銚子から一つ目の仲ノ町駅を目指す。仲ノ町駅は、銚子電鉄の本社。車両基地がある。本社といっても、古びた木造の建物で、とても鉄道会社の本社には見えない。ここで、150円の入場券を買うと車両基地を見学することができる。ここのアイドルは、デキ3という電気機関車である。ちょうど凸の字のような形をしている。1922年ドイツ製で、かつては宇部(山口県の炭鉱で石炭を運び、後に銚子電鉄に移り、ヤマサ醤油の原材料を運んだ。近年では観光列車の牽引をしたこともあったが、ブレーキなどが現在の車両の基準を満たしておらず、仲ノ町の車両基地で日向ぼっこをして余生を過ごしている。ざっと見て、全長は私のクルマ(スバル・フォレスター)の4.5m.とさほどかわらなそうで、小さい割には力持ちなのだろう。なんだか、遠くのおじいちゃんに久しぶりに会ったような不思議な気分になった。この車両基地には他にも貴重なものがあった。富士産業のラビットスクーターであった。かつて世界有数の航空機メーカーであった中島飛行機が、敗戦後解体され富士産業として再出発した。その製品のひとつがラビットスクーターである。富士産業はかつての中島飛行機系の企業と合併し、現在の富士重工業となる。
 仲ノ町駅から一駅外川方面に進み、観音駅で降りる。この駅の名物はタイヤキである。かつて「泳げタイヤキ君」がヒットしたときに、増収対策としてはじめたものである。さっそく1つ買って見る。皮も餡も材料を目一杯使いましたという立派なタイヤキで食べ応えがあった。腹ごしらえが済んだら、この駅の名前の由来となった飯沼観音を参拝して銚子漁港に言ってみた。新鮮な魚を売る直売所があって、その一角に銚子産の牡蠣がその場で食べられるコーナーがあった。私が生牡蠣の味を覚えたのはここ数年であるが、すでに生牡蠣と聞くとそわそわするほどになっている。ふっくらと膨らんだ牡蠣を選んで殻を開けてもらう。少しだけレモンをかけると大振りの身を口へ。海の香りと豊かなコクが広がる。これはうまい!
 観音駅に戻ってみたが、外川方面の電車は出たばかりだったので、2駅もどるが銚子駅まで歩く、2駅とはいえ1㎞少々だから15分程度で着いた。

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コメント

いつも思います。
やえもんさんと旅をしたらとっても美味しくて穴場的な素敵な旅ができるんだろうなあ、って。
旅の醍醐味のひとつは食べ物です。
その土地でしか食べられないものに出会うとすっごく嬉しいですよね。
(o・ω・)ノ))

まさか銚子で牡蠣が食べられるとは思っていませんでした。漁港は行くたびにとても美味しい発見があります。旅のプランの中にぜひ漁港を入れてみてください。

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