生まれるなら1835年ごろか
コネタマ参加中: 戦国、明治、鎌倉…生まれ変わるなら何時代?
生まれ変わるならどの時代か。私は幕末から明治にかけての時代を生きてみたいですね。仮に1835年(天保6年)に生まれたとすると、6歳で水野忠邦らによる天保の改革(1841年・天保12年)、このころはまだ世の中のことがわけもわからず生きている幸せな時代。18歳で黒船来航(1853年・嘉永6年)、私なら黒船と異人見たさに浦賀までのこのこ出かけていったかもしれない。32歳で大政奉還(1867年・慶応3年)、これからどうなるのやらと不安になる、しかし少しだけ新しい時代に期待も。36歳で廃藩置県(1871年・明治4年)、威張っていた侍がおとなしくなったことに少しだけ気分がすっきりする。42歳で西南戦争(1877年・明治10年)、もう徴兵されない年であることにほっとする。54歳で憲法発布(1889年・明治22年)、憲法はなんだかわからないけれど世の中便利になってきたのでとにかく喜ぶ。59歳で日清戦争(1894年・明治27年)、69歳で日露戦争。そして、1905年(明治38年)日露戦争勝利の報道を聞き、やれやれと思いながら、70年の生涯を閉じる。この70年間は、日本史上稀に見る激動の時代で、平々凡々たる私ですら、歴史の中に生きていることを実感できる時代だったのではないかと思う。
ちなみに、1835年生まれの有名人は、実業家の岩崎弥太郎、教育者の福沢諭吉、官僚の前島密(郵便制度の父)、小松帯刀(政治家)、土方歳三(新撰組副長)、いずれも幕末から明治にかけて大きな功績を残した人々です。
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