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北海道の歴史を歩く 9

【8月9日 オレンジのユリとザンギ】

 今朝は9時に網走駅の駅レンタカー事務所にクルマを借りに行けばいいから、朝はゆっくりできる。それがわかっていても、朝は5時50分になるとスイッチが入るように目が覚めてしまう。しょうがないのでロビーに下りて新聞やガイドブックを読んでいた。そうしているうちに何人か身体の大きな男達が下りてた。ある社会人ラグビーチームの面々である。私の部屋がある階は私の部屋以外すべてラグビーチームの部屋で、窓にはユニフォームが干してあったり、廊下にはシューズが置いてあったりして、まるで合宿所に紛れ込んだようであった。
 男達は次々とてレストランのドアに吸い込まれていった。その中に、1人見覚えの顔の男がいた。お互い目が会うと「おはようございます」と挨拶をした。昨日、酒を飲んで帰ってきたとき、エレベーターを待つときに一緒になったのである。彼から酒井法子が逮捕されたことを聞いた。彼自身がファンなのか、それとも私いかにもノリピーのファンにに見えたのかどちらかは定かではないが。

 9時少し前に網走駅に着いた。今日から2日間借りるクルマは、長距離を走ることも考え、少しだけ贅沢をして、日産ブルーバードシルフィにした。千歳で借りたのが軽自動車であったから、それと比べるとシートもゆったりしているし、内装もよい。
 網走駅から知床半島を目指す。駅から1㎞ほど進むとバスターミナルや道の駅があり、そのあたりが町の中心部のようである。そこを過ぎると網走港がある。網走港からは国道244号線、通称斜里国道を行く。左手にはオホーツク海、右手には昨日乗った釧網本線の線路がある。信号が少なく快適なドライブになる。クルマはさほど多くないが、バイクはずいぶん多い。中には原付に大きな荷物を積んで走っている人もいる。スーパーカブなどのビジネスバイクだけでなく、スクーターでツーリングと言う人もいた、翌日にはホンダ・モンキーというちっちゃなバイクでツーリングしている人も見かけた。
 網走市から小清水町に入ると原生花園がある。駐車場にクルマを止め、道路と海岸の間にある砂丘に行ってみる。途中に、JR釧網本線の原生花園駅があり、駅員が記念切符を売っていたので衝動的に買う。原生花園にはハマナスの花が咲いていた。ハマナスのピンクの花もきれいだが、ミニトマトに似た赤い小さな実もかわいらしかった。摘み取って口に入れてみたくなったが食べられるかどうかわからないので自重した。後で売店を覗いてみるとハマナス入りの菓子やハマナスジャムなどを売っていた。
 売店に、リリーパークのポスターが貼ってあった。ポスターには見事に咲き誇ったユリの花が並んでいた。これを見て衝動的に行ってみたいと思った。少し遠回りになるが、自由が利くのが車の旅のよさである。リリーパークは広い園内にたくさんのユリが咲いているはずなのだが、今年は天候不順で開花が遅れているという。まばらに咲いたユリを見て歩く。その中にオレンジ色のユリを見つけた。なんだか不思議な感じでしばらくオレンジ色のユリに見とれていた。
 
 回り道をしたので、予定よりも大幅に遅くなった。昼食は知床の観光の拠点であるウトロで何か食べようと思っていたが、観光シーズンで長く待たされそうなので、時間短縮を図ることにした。知床半島の付け根の斜里のスーパーマーケットでペットボトルのお茶と海苔巻きとザンギという中身のよくわからない揚げ物を買った。斜里の町を出て、知床半島の山々を見ながら畑の中を走る。しばらく走ると海岸沿いに小さな漁港があったので、そこでクルマを止めて昼食にする。ザンギとは何だろうと思いながら食べてみたら、鶏の唐揚げであった。しょうがと醤油で濃い目に味がつけてあって、母の作る唐揚げを思い出させる味だった。
 

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