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台湾紀行~東部編 6

【12月29日 台東県を歩く】

 目覚めたばかりのぼんやりとした頭で、「あれ、俺今どこにいるんだろう」と考えた。ベランダに出て暖かい風と眼下に広がる熱帯植物の森林、少し遠くにある中国風のお寺を見て、今台湾にいることを思い出す。足の調子は相変わらず今ひとつだが、温泉の効能が出たのか、少々楽になった。さっそく朝風呂に行く。誰もいない浴槽を独り占めするのは何と贅沢な気分なのだろう。
 朝食を済ませホテルを出る。今日はバスでこの辺で最も大きな町である台東に出て、そこからタクシーで三仙台、小野柳など台東県内の海岸を巡る予定である。タクシーで観光とは贅沢だが、為替相場が円高になっていて、1台湾元=3.3円くらいで予算を立てていたのが、実際には1台湾元=2.8円ですべての物価がおよそ15%ディスカウント状態で、予算がかなり余りそうになっている。それに、足の状態が悪く、あまり長い距離を歩けそうにないので、そのようになった。
 道端で、台東行のバスを待つ。昨日知本駅から降りたところにはバス停のポールがあったが、こちらには無い。おじいさんに英語で「台東行のバス乗り場はここですか」と聞いてみる。しかし、おじいさんは英語がわからないのか、あるいは私の英語の発音がわからないのかわからないが、当惑した顔つきでこちらを見ている。そこで思い切って「台東行のバスはこちらですか」と日本語で聞いてみた。幸いにもおじいさんは日本語で教育を受けた世代だったようで、日本語がわかり、私は無事にバスに乗ることができた。

 バスは知本温泉がある渓谷を下り、台東市がある卑南平野に出る。バスはだんだん混みあう。日本だと地方のバスは、がらがらのまま走ることが多いが、台湾のバスはまだまだ元気で、通路にも人が立っている。混んできたところで私は席を立った。もっとも、乗客はおじいさん、おばあさんと高校生くらいまでの子どもが多く、大人は車やバイクに乗るのであろう。先行きは厳しそうだ。
 バスは台東の市街地に入る。台東は台湾南東部最大の都市で、人口は11万ほど、さほど大きい都市ではないが他には無い特徴として、マレー・ポリネシア系の人が多く住んでいることが上げられる。バスターミナルでバスを折り、駅に向かって歩く。今日の午前中自分の身体を託すべきタクシーを物色する。日本なら、通りかかったタクシーでまずはずれは無いのだが、世界的にはそれは例外だろう。まずはクルマを見る。ぶつけたりこすったりした痕跡のあるものは避ける。次に運転手の人相を見る。台湾の主な都市には、それこそたくさんのタクシーがあるから、よく選んで乗った方がいい。何台か見送った後、これだと思った運転手に声をかけた。これから言って欲しいコースをメモ帳に書き、見せる。そうすると運転手は料金を書いてくる。高いと思ったら当然値切っていい。私も運転手の提示した金額を2割ほどまけさせた。
 タクシーは台東の町を抜けると、中華大橋と言う長い橋を渡る。すると間もなく海岸沿いの道に出る。交通量はさすがに少なく、すれ違うのは若干の乗用車と、日本でいう軽トラックのようなトラック、それとスクーターぐらいのものである。タクシーは時に100km/h近い速度を出す。右側にはマリンブルーの太平洋、左側には緑濃い海岸山脈の山々、時々現れるのどかな漁村、空には冬でもなお力強く照りつける太陽。運転手さんからハンドルを取り上げて自分で運転したくなるくらいの気持ちのよいドライブだ。

 1時間少々で三仙台に着く。運転手さんに戻る時刻の目安を告げ、三仙台を見に行く。ここは、沖合いに珊瑚礁の島があり、そこまで太鼓橋のような橋が架かっている。橋は何度も上り下りをして歩きにくかったが、島に渡ると、海岸ぎりぎりまでそびえる海岸山脈と漁村がとても美しい風景になっていた。島をしばらく歩き、岩山の麓まで行って引き返した。帰りに振り返ると、島まで続く橋と島が溶け合ってなんともいえず美しかった。タクシーに戻り、今度は台東に向かって引き返す。途中、私が指定しなかったところだが、面白いところに連れて行ってくれた。そこは、はじめは単なる椰子の生えた芝生のある公園だと思っていたが、その公園にある水路が妙なのである。普通水は高いところから低いところへと流れるものだが、ここでは低いところから高いところへと流れる。嘘だろうと思って、木の葉を流したが、本当に坂の上へと流れる。足の痛さを忘れてしばらく子どもに還って謎解きをしていた。あとで調べてみたところ目の錯覚だそうだが。
 次はだいぶ台東に戻って、小野柳を見る。ここは宮崎県の鬼の洗濯岩や、高知県の竜串の様な奇岩が続く海岸である。駐車場から距離があったが、奇岩の上に上ったりしながら愉しんだ。12月とはいえさすがは熱帯、歩き回ると半袖のシャツしか着ていないのに汗をかいた。売店で椰子ジュースを買って飲んだ。少しミルクのような味がした。台東戻ると市内に戻り、旧台東駅の近くでタクシーを降りた。旧台東駅は市街地の中にあるが、駅が郊外に移転してしまい、もう列車が走ることは無い。しかし、駅はそのまま残されており、今にも列車が走りそうだった。
 すでに午後2時近くでさすがに空腹である。近くに牛肉麺の」店があったので昼食にする。牛肉麺とは、牛肉の角切りの入ったラーメンである。コクのあるスープと大きめに切られた牛肉がうまかった。本当は台北の町を色々見て回りたいが、足の状態が悪く剃れど頃ではなくなった、情けない気持ちでバスターミナルに向かって歩いていると、さっきのタクシーの運転手が手を振っていた。それはちょっと嬉しかった。

 バスターミナルには、一人旅の日本人男性がいた。しばらくた旅の話をした。彼は別の温泉に向かうそうだ、私は知本温泉に戻る。私の乗るバスが先に出発した、手を振り合ってお互いの旅の無事を願った。小さな出会いだけど、こんな出会いがあるのが旅の醍醐味だと思う。ホテルに戻るとベットに横になり本を読んだ、いつの間にか眠ってしまった。夕方目が覚めるとまた温泉に入った。星を見ながら温泉に入った。足の具合はよくなかったが、まずますの1日だった。

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