快晴の日に
私には弟が2人いる。いわゆる「団子3兄弟」である。私が長男であるがあまり弟思いであるとは言いがたい。上の弟は自分が一番かと思いきや意外と気配りのできる男だ。下の弟は歌のとおり兄さん思いの三男である。今は私だけ離れて弟2人は地元でごく近所に住んでいる。子供時代仲良しの兄弟であったが、最近では全員顔をあわせるのも年に数度、寂しい限りだが、それなりにはうまくいっているといっていのだと思う。
この度下の弟が結婚した。土曜日に市内の神社で挙式して、双方の家族で食事会をした。私にとって義妹になる方は弟よりは少し年上の美人さんで、弟にはもったいないような素敵な女性である。神社での挙式を終え、食事会も和やかに終わった。冬とは思えない穏やかな快晴の日で、2人の前途がこの日の空のようであることを心から願う。
私は自分のアパートに戻って歩きなが「また、俺だけ取り残されたか」とつぶやいた。「そうだ、もう少しだけ婚活をやってみようか」と思った。一昨年から去年にかけて人の紹介で何人かの女性に合ったが、見事に全員撃沈した。金曜日までは婚活から完全撤退するつもりでいたが、なんだか弟夫婦からエネルギーをもらったようで、もう少しだけがんばって見ようかなという気持ちになった。もちろん、タイムリミットは設定して、それを過ぎたら撤退して「おひとりさまの老い支度」に移行するつもりだけど。
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