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アーノルド坊や死す

 1980年代前半、曜日は忘れてしまったが、夕方の5時ごろ「アーノルド坊やは人気者」というアメリカのテレビドラマをやっていた。アメリカのニューヨークに住む、アーノルド・ジャクソンという黒人の少年が主人公で、彼と兄のウイリスが母親の死後、お金持ちの白人、ドラモンド氏の家に引き取られ、彼らとドラモンド氏の娘キンバリー、お手伝いさんのギャレットさんの5人と周囲の人々によるドタバタコメディである。とくに、主人公のアーノルドが大人顔負けの発言をするところがとても面白く、また、人種差別問題や、薬物依存問題など、自由で豊かな国のはずのアメリカが抱える問題を鋭く描き、小学生のころの私の好きな番組の一つだった。
 放送終了後10年以上たって、ネットが使えるようになって、この番組のことを調べていたら、とても胸が痛んだ。この番組の主な登場人物のうち、アーノルド、ウイリス、キンバリーを演じた子役はその後、苦難の人生を歩んだことを知ったからだ。まず、ウイリスを演じた俳優は、薬物依存に苦しみ、暴行で逮捕歴もある。キンバリーを演じた女優は、人気絶頂で、「彼女にしたい女の子№1」などと言われていたころから、アルコールとドラッグにおぼれ、妊娠をしたことをきっかけに番組を降板、その後34歳で死亡した。アーノルドを演じたゲーリー・コールマンも、両親との間に金銭トラブルを起こし、その後俳優としての人気は低迷し、腎臓移植を受けるなど健康問題を抱えていた。そのゲーリー・コールマンが42歳で死去したそうだ。日本でも子役として人気のあった人のその後の転落人生という話はよく聞くが、アメリカでも同じ問題を抱えているのだろう。ご冥福を心よりお祈りします。

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