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学んでほしいことは

 10月に私の勤務する学校の修学旅行がある。今回の修学旅行は学年を2つの班に分け、一方の班は新幹線、地下鉄など公共交通機関を使うグループ、もう一方はリフト付きの観光バスを使うグループにした。私の学校の生徒は、車いす使用、または歩行が可能でも転倒しやすかったり、長距離の歩行に難があったりする生徒がほとんどなので、私が東京に遊びに行きがてら、エレベータの設置状況や、移動が楽なルートの調査をしに、東京を歩き回ってきた。

 とにかく感心したのは、JRの駅も、地下鉄の駅も、設備の改善が進んでいたことである。今回視察した、JR大宮駅、新宿駅、有楽町駅、東京メトロ飯田橋駅、永田町駅など、車いす利用者でも使いやすいように、エレベータ、多目的トイレ、スロープ等が整備されていていたことには感心した。今回視察した中で、JR吉祥寺駅のみはエレベータや多目的トイレの設備がなかったが、現在工事中だから、知己将来改善されるのかもしれない。しかし、多くの駅が、ユニバーサルデザイン、バリアフリーなどの概念がなかった時代に建設されたもので、見ていると、いろいろ苦しい部分が見えてくる。大宮駅の湘南新宿ライン、池袋方面行のホームへのエレベータは、花屋さんの陰になっていて、一見しただけでは分かりにくくなっているし、国会議事堂から永田町駅に向かおうとすると、車いすの人はひどく遠回りを強いられるなどということがわかった。

 私は障害を持つ生徒と長年かかわっていながら、今回視察をしてこれらのことに初めて気がついた。私自身は何の苦もなく階段が使えるから、地下鉄の駅のエレベータのことに気を払ったこともなかったし、多目的トイレは、のこともほとんど気にかけることがなかった。JR、東京メトロえおはじめ、交通機関の各事業者の方々が、設備面の制約と予算の制約の中、使いやすい駅にするために、工夫していることが良く分かった。そんなことも生徒たちには修学旅行を通じて学習してほしい、そして、設備をこうしてほしいと、自分たちから発信することの大切さを感じてほしいと思う。

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