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神様、仏様、お客様

 このブログでも既にお伝えしたとおり、8月11日から15日まで京都から東京まで、旧東海道を旅してきました。今回のアシはクルマでした。郡山インター~(北陸道経由)~瀬田東インターをはじめ、高速道路も使いました。高速道路といえば、パーキングエリアやサービスエリアが整備されていて、トイレや休憩、食事、買い物ができます。今回、新潟県内の関越自動車道を走っているときに、ふと3年ほど前に体験した恐ろしい経験が急によみがえってきました。

 私の経験した恐ろしい経験とは、3年ほど前の東北地方の高速道路にあるあるサービスエリアでの出来事です。最近お客からお店への苦情や要望を書き、それに店側が答える掲示板を設置する店が多いですが、そのサービスエリアでは、トイレの壁面にそれが貼り出してあったのです。用を足しながらそれを読むと…「高速道路の電光掲示板で『右へよれ』や、『減速』などと命令口調で表示されるのが非常に不愉快である。こちらは高い通行料金を払っているのに」という内容であった。私は用を足している最中にもかかわらず思わず呆れてそのまま失神してしまうかと思ったくらいでした。

 そりゃ、私だって高い通行料金を払っているけれど(高速道路1000円乗り放題が実施される前です)、そんなこと気になったことがないし、仮に高速道路の電光掲示板が「お急ぎのところ大変申し訳ありませんが、減速をお願いしたします」とか「この先工事現場があり車線規制をします。恐縮でございますが右側車線への移動をお願いいたします」などど表示されたら、そちらの方が参ってしまいそうだ。だいたい、人間の視力は大したことないもので、100km/hで走っているクルマのドライバーが、長ったらしい文章を読むのにどれだけかかるかこの人は考えたことがあるのだろうか。私(もちろん普通1種免許が認められる視力です)の視力では全部読み終わる前に電光掲示板を通り過ぎてしまう可能性が高いと思う。それに、運転中に特定の1点を注視することの危険性はドライバーなら誰でもわかることだろう。それを防ぐために、最も短い言葉で指示を出すようになっている。それを「命令されている、不愉快だ」と受け止めてしまう人がいる。はなはだ不思議な感性を持った人が世の中にはいるものだと驚く。

 私たち、お金を払えば「お客様」になるが、最近の「お客様」はかなり横暴である。ちょっとしたことで店員にくってかかる「お客様」、高速道路の電光掲示板を不快に思う「お客様」、神様も仏様もびっくりの「お客様」が世の中氾濫している。私もそんな「お客様」にならないように気をつけないと。

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