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東海道2010 1 旅立ちまで

 今年の夏は旅行に行かないつもりった。春先から本格的に婚活に取り組み、一応の決着をみるまでは、旅行の計画を凍結するつもりでいた。もちろん旅行が何よりも好きな私は行きたいところはいくつもあった、その最有力候補は、福岡県、佐賀県で「魏志倭人伝」に書かれた国々を訪ね、往復は日本航空の仙台~福岡線に使われていて、近々引退が予定されているMD90というすらりとしたボディと後方から見るとT字型の尾翼を持つ飛行機を利用しようというものであった。

 7月半ば過ぎに婚活は暗礁に乗り上げたことがはっきりし、どうせ暇ならどこか旅行に行こうと思ったが、これから飛行機を予約するのはあまりにも厳しい状況だった。今年の夏は異例ともいえる暑い夏になる予感が既にあったので、暑さをできるだけ回避できるクルマでの旅行を思い立った。クルマで行くならどこがいいかと日本地図を穴があくまで眺めた結果、東京から静岡、浜松、名古屋、四日市、京都を結ぶ東海道をたどるのが面白そうだと思った。東海道は、江戸幕府が整備した五街道のひとつで、当時から関東と関西を結ぶ大動脈で、現在でも東海道本線、東海道新幹線、国道1号線、東名高速道路~名神高速道路などの交通路がおおむね同じルートで関東と関西を結んでいる。もちろん、不安はある。東海道の沿線は、世界的にもこれだけ人口と産業が集積している地域はめずらしいであろう。はたして、どれだけ往時を偲ばせるものがあるだろうか。行ったはいいけれど、はたして収穫があるのか。「東海道沿線はすっかり近代化されていました、チャンチャン」などという結果になったら、無駄足としかいう結果にもなりかねない。直前になって別の不安も浮上した。検査の結果、正式に睡眠時無呼吸症候群であることが分かった。この病気はクルマの運転とはとことん相性が悪い。ひどい人では信号待ちで停車している間にも眠気を催す人がいるらしい。私はハンドルを握っている限りはめったなことでは眠気に襲われることはないが、今回はお盆の時期の高速道路や国道1号線が中心である。旅先での交通事故は絶対に避けなければならない。

 結局、十分な下調べができないまま、8月11日、出発の朝を迎えた。

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コメント

旅立ちって…なんだろう…?

旅立ちとは、私にとって一番楽しい時間です。ガーベラにとってはご飯の時間のようなものかな。

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