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熱いハートに触れた日

 昨日、職場の人と一緒に阿武隈山地の日山(1057m)に登った。山頂からの眺めを楽しみ、笑いだす膝を騙しながら下山した。下山した後は名目津温泉という温泉に入り、かつての同僚と合流して二本松で少し遅めの昼食をとった。実はこの日、他にも気になることがあったので、何回かメールでやり取りをしていた。それは、かつて担任していた生徒が、千葉県で行われている全国障害者スポーツ大会に出場していて、緊張していないか、実力を発揮できるか心配していた。私たちが昼食を食べている頃、いよいよ試合だというメールが入った
 昼食後、高村智恵子の生家に行った。高村智恵子(1886年~1938年)は、福島県安達郡油井村(現在の二本松市)の造り酒屋に生まれた。日本女子大学を卒業後、画家として活躍しした。26歳のときに高村光太郎と出会い、その後同棲を始める。明治時代から大正にかけて、まだまだ女性が自分の生き方を自分で決めることが難しかった時代、この人は時代の最先端を行く女性だったと言えるだろう。生家の他に、記念館があり、智恵子や光太郎の作品が展示されている。私が心惹かれたのは、彼女が統合失調症(当時は精神分裂病)を発症して、療養生活を送っているときに制作した貼り絵であった。シンプルで素朴なのだけど、なんだろう、不思議な魅力があるとしか私の語彙では表せそうにもない。病になっても支えあった、智恵子と光太郎、ふたりの熱いハート、私には美しく光り輝いて見えた。
 智恵子の生家を出てすぐに、かつての生徒からメールが入った。残念な結果になってしまったことを詫びる内容だった。しかし、これまで練習を頑張ってきたことを知っている私には、大舞台に立ち力の限り戦った姿が目に浮かんできた私は「よくがんばった、胸を張って帰ってきなさい」と返事を送った。時代も立場も違うけれど、智恵子と光太郎、そして私の教え子、3つの熱いハートに触れて、私はすごくうれしい、そして胸の奥が熱くなった。そうか、私にも熱いハートの人に共感できるそんな部分が残っていたのかな、そんなシアワセな気分になった休日でした。そして、こんな素敵な休日を企画してくれた職場の方々に感謝しています。

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