「魏志倭人伝」の国々へ 1
8月の東海道への旅行の帰り、東北道をクルマで北上しながら考えた。次は福岡・佐賀に行ここうかな。今回に限らず、私は夏と冬の年に2回旅行をするから、前回の旅行の帰りに次の旅行の行き先を考えることが多い。
九州は魅力ある土地である。朝鮮半島や中国に近いから、日本の中でも特に古い遺跡がある。それに東北育ちの私にとって、関西以西は異国とも言っていいほどの違いを感じることが多い。風景、気候、食生活。日本は狭い国かもしれないが、細長い弧状列島だから、思った以上に地域差は大きいのである。今回は、九州北部に点在する、弥生時代から平安時代の歴史の舞台を訪ねながら、この地域の美味しいものを食べ、鉄道に乗ることを目的に旅することにした。じつはもう一つ隠れた目的があるのだが、それはこの旅行記の中でおいおい触れていくことにする。
仕事の整理、家の大掃除、年賀状書きなどの諸々の用事を済ませ、12月27日6時45分過ぎ、家のドアを出た。
« 私に勇気を与えた人 | トップページ | 「魏志倭人伝」の国々へ 2 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- バスは残った(2024.05.19)
- 新常磐交通4月1日ダイヤ改正について(2024.03.24)
- 歴史の楽しみ(2024.03.20)
- 元気はつらつ、湊線 5(2024.03.03)
- 元気はつらつ、湊線 4(2024.02.25)
コメント