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私に勇気を与えた人

 人にはそれぞれ生まれ持った役割がある。そんなことを言う人がある。もし、それが本当だとしたら、この人の役割は人に勇気を与えることなのではないかと思う。その人の名は森麗勇樹、大相撲序ノ口の力士である。かれは、1つの記録を持っている、それは連敗記録である。序ノ口デビュー直後の平成15年5月場所の1番相撲で勝ったあと、次に森麗(当時は森川)が勝利するのは平成16年3月場所の6番相撲であった。その間実に32連敗であった。その後も、負け越す場所が続いていた。それでも、確実に森麗は力をつけ、毎場所1勝できるようになり、それが2勝になり、デビューから4年経過した平成19年には3勝できるようになった。序ノ口力士は1場所に7回相撲を取るから、まさにあと1歩であった。そしてついに、平成21年11月場所、4勝3敗とついに勝ち越した。デビューから6年半が経過していた。相撲好きの女性の方のホームページで、森麗のけいこの様子などは知っていたので、私は自分のことのように嬉しかった。

 その後も森麗は戦い続けた。そして、平成23年1月場所、序盤から好調な森麗はここまで3連勝、勝ち越しにリーチをかけた。ちなみに、1番相撲からの3連勝は彼にとって初めての経験である。

 森麗は負けても負けても土俵に上がり続けた。普通なら、32連敗している間に嫌気がさしてやめてしまうだろう。そうだったとしてもだれも批判はできないと思う。それでも、彼は黙々とけいこを続けた。彼の練習の様子を聞くと、決して素質に恵まれているわけではない、、むしろ運動音痴に近い部分さえある。しかし、あきらめずに戦い続け、少しずつではあるが、力をつけてきた。私は彼の戦う姿からたくさんの勇気をもらってきた。おそらく、誰よりも相撲を愛する森麗はこれからも戦い続けるだろう。そして、多くの人に感動と勇気を与え続けるだろう。わたしはそんな森麗にこれからもエールを送り続けたい。

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コメント

いい話をありがとう☆
競馬でも負け続けたけどたくさんの人から愛された馬がいましたね。

こういう人になりたい、と思える人をいつも心にある人はステキだと思います。

そしてなんと、森麗今日勝ちました。勝ち越しです。これは5月場所には国技館に応援に行かないと。

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