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「魏志倭人伝」の国々へ 4

【12月27日 福岡の古代と未来を行く】

 福岡タワーを後に、福岡市博物館に向かう。このあたりは、未来都市のようなおしゃれな建物が続く。ただし、師走の昼間、人通りはあまり多くない。福岡市博物館の前に行ったら「本日休館」という表示が出ていた。そういえば今日は月曜日、博物館のような公共施設は休館日だった。私としたことがうっかりしていた。
 博物館のある通りから1本南に移動すると未来的な都市から、しっとりと古びた住宅地に変わる。西南学院大学のキャンパスを左に見て南下し、地下鉄西新駅に向かう。地下鉄に乗り、今度は大濠公園で降りる。目指すは福岡城、ただし、福岡城は江戸時代のもので、今回の旅のテーマとは関連性が薄い。私が目指すのは福岡城の中の鴻臚館(こうろかん)である。ここには、6世紀から10世紀にかけて、中国や朝鮮からの施設を接待し、宿泊させる場所として機能した。トイレの遺構からは、当時の食生活をうかがう発見もあってなかなかおもしろかった。それにしても、重要な地点とは時代が変わっても変わらないものである。鴻臚館の資料館に着いたのは16時32分だった。このような資料館は17時閉館、16時30分最終入場の場合が多く、ここもそうだったが、受付のおじさんは黙って私を通してくれた。博物館には入れなかったが、これで1勝1敗のあいこになった。

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 その後、福岡城を歩いた。5時を過ぎてもまだ明るい。ずいぶん西に来たものだと実感する。30分くらい歩いているとすっかり体が冷えたので、バスを乗り継いで住吉にあるホテルにチェックインした。
 その夜はホテル近くの居酒屋でフグのてんぷらと焼き鳥で酒を飲んだ。九州はやっぱり焼酎がうまい。ほどよく酒がまわったところで、博多川を渡り、南新地をぶらぶら歩いた。これを読まれている方の中には、南新地と聞くと眉をひそめる方もいるかもしれない。しかし、これも意図してのことだった。店の前には女の子の写真が並んでいる。呼び込みのお兄さんが「社長、店はお決まりですか」と声をかける。ちょっと気になる、枯れかけても男だからね。その後どうしたかは秘密です。とにかく、そうして旅の最初の夜は更けていきました。

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