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霙降る東京の街角で

 昨日東京に行きました。昨日の東京は寒く、霙が朝から降り続いていました。
 私は新鹿沼駅から浅草まで東武鉄道の電車に乗って、さらに地下鉄に乗り換えて、とある駅近くのファストフード店で朝食にしました。祝日の朝とはいえ店内には通勤途中のサラリーマンやOL、学校に向かう学生が多く、食事をすませるとそそくさと店をあとにしていました。そんな店内に、何人か全く違った雰囲気の人がいました。店のテーブルに突っ伏して寝ている人が何人かいました。着衣もこぎれいな姿の人が多い中で彼らだけはうすよごれているし、店の入り口のすぐそばにいた人からは酸っぱいような体臭がしていました。おそらく、寒さと霙を避けるためにファストフード店で1杯のコーヒーで粘っているのだと思います。お世辞にも座り心地がいいとは言えない椅子。テーブルに突っ伏しての姿勢で果たして疲れが取れるのだろうか。どんな夢を見ているのだろうか。路上生活をいている人にはまだ少ないが。その一歩手前であるマック難民やネットカフェ難民には女性も多いという。

 東京は都市圏人口、そして都市圏の経済規模でも世界一の大都市である。この町には、「勝ち組」といわれるわが世の春を謳歌する人がいる一方で、疲れをいやす風呂に入ることも、手足を伸ばして寝ることもままらなない人が大勢いる。人生に計画性がないとか、努力が足りないとか、だらしない人だとか、批判をする人がいる。しかし私はそうは思わない。人の心は弱いものだ。家族もいて、定職も持って、社会の中で立派に働いている人だって、本当にささいなきっかけから転落する人は多い。私だって、あなただって、数年後には彼らのようになっているのかもしれない。だから、決して他人事だと思わないでほしい。まず、あなたの身近な人で救いを求めている人はいないか、見回してみてください。

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