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怒り

 あらかじめお読みの方にお知らせします。この文章を読んで不愉快になる方がいらっしゃると思います。原子力発電を推進している方、および原子力政策に賛同されている方はこれ以降の文章は読まないでください。

 私の故郷は福島県の浜通りです。福島県は太平洋側から阿武隈山地までの地域(いわき市、相馬市、双葉郡など)を浜通り、阿武隈山地から阿武隈川流域の平地を経て奥羽山脈まで(福島市、郡山市、白河市)を中通り、奥羽山脈以西(会津若松市、喜多方市)を会津といいます。浜通りは、東北地方の中では温暖で雪も少なく過ごしやすい気候です。この地域の海は、暖流である黒潮と寒流である親潮の潮目にあたり非常に豊かな海です。春と秋のエメラルドグリーンに輝く穏やかな海は、なによりも私が大好きなものです。

 3月11日に発生した東日本大震災は、この地域に大きな被害をもたらした。大きな揺れで建物やインフラに大きな被害をもたらしただけにとどまらず、最大15メートルの津波が沿岸部を襲った。Google earthで被災地の画像を見ることができるが、相馬市、いわき市など何度も歩いたことのある海沿いの集落が無残にも破壊されている様子が分かった。しかし、この地域を襲った災害はそれだけではない。既にテレビでも新聞でも散々報道されているが、福島第一原子力発電所の事故により、周囲に放射性物質がまき散らされている事態になっている。既に放射性物質は偏西風に乗り、太平洋の向こうのアメリカでも観測されている。既に福島県浜通りの一部地域では、チェルノブイリの周辺を上回る放射性物質が観測されているそうだ。しかも、現在でもこの事態の終息の見通しはまったく立っていないという。

 この土地に生まれ育った人間の一人として、この土地と海が汚されていき、そこに住む人の健康と安全が脅かされている、あまつさえ原発周辺では津波で亡くなった人の遺体回収さえできないでいる。何もできずにいることが悲しく情けない。この気持ちをいったい誰にぶつければよいのだろうか。せめて原子力発電所さえなければ人々の気持ちももう少し前向きになれるし、復興に向けてうごきだすことができるのに。悔しい、悔しい、悔しい、悔しい。

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