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去りゆく子どもたち

 ついさっき、NHKのニュースを見ていたら、この夏休み期間中に県外の学校に転校する児童生徒が1000人以上いると報道していた。多くが、放射線量の高い福島県内から、放射線量の低い県外に移住するためだという。3~4月にかけては1万2000人の児童生徒が福島県を離れたそうだから、人口が200万人少々の福島県としては大きな数字である。
 私は子どもがいないが、他人の子どもを預かる身だから、親の心配する気持ちはよくわかる。乳幼児から小学生くらいの子どもはとくに放射線の影響を受けやすい。現在の福島県の放射線量は決して低くはない。そして、専門家によって現在の放射線量の人体への影響についてはいろいろな説があってはっきりしたことはわからない。そう考えれば、県内を離れようとする決断は、私にも理解できる。
 人口の減少は、経済規模の減少、雇用の減少、そしてさらなる人口の減少をもたらす。福島県はこれから先長い年月苦しい状況が続くだろう。しかし、いつの日か、安全に暮らせる日がやってくるまで、ここの踏みとどまろうと思う。県外に避難した子どもたちが戻ってくるかもしれない。そうなる日が、福島県にとって本当の復興だと思う。

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