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2011年夏、飯舘・南相馬~最前線の町から

 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から5カ月が経過した8月12日、全住民が避難した飯舘村と、緊急時避難地域に指定されている南相馬市の現状を見てきた。

 阿武隈山地の小盆地にある川俣町から、県道を南相馬に向かって進む。カーブとアップダウンを何度も繰り返す。やがて、再び浅い盆地状の地形になると飯舘村である。県道を離れ、飯舘村役場に向かってクルマを進める。がらあきの道の端にクルマを止め、かつて田園風景だった

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 夏は高温多湿になるこの国では、たった5ヵ月放置されただけで、田畑は草むらになってしまう。それでも、畦道とビニールハウスの骨組みが、そこが人の手が入った土地であることを主張していた。田畑は、土があればそれでいいというわけではない。耕し、肥料を与え、草を抜き、手間暇かけてよい土を作っていくのである。原発事故はそんな小さな村の長年続いた営みを破壊してしまった。土壌の汚染が消え、再び作物ができるのは一体どれくらい先のことだろうか。

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 飯館村役場の玄関先には、現在の放射線量が電光掲示板で表示されていた。現在の放射線量は3.38マイクロシーベルト、ただちに生命に危険があるわけではないだろうが、やっぱり高い。村役場近くの住宅地も、人の気配がない。どうしてこうなってしまったのだろう。なぜ飯舘村の人はこのような目に遭わなければならなかったのだろうか。あまりにも理不尽な話だ。

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 鉛のように重い心を引きずって、飯舘村から南相馬市に向かった。峠を越え、坂道を下る。南相馬市の中心部、原町の市街地に入る。4月末に来た時には、ゴーストタウンのように人通りもなく、多くの店が閉まっていたが、今日の原町は少しにぎわいが戻っていた。
 東京都の上野駅から、水戸駅、いわき駅を経て仙台駅を結ぶJR常磐線の要衝、原ノ町駅は、まだ列車の運転は再開されてはいないが、仙台近くの亘理までの代行バスの運転が始まったから、わずかに賑わいが戻っていた。この駅は、駅前のホテルが駅弁の販売と、そば店を経営していた。ホッキ貝、鮭、イクラ、蟹がたっぷり入った浜弁当という弁当がうまかった。今日は駅弁の販売はないが、駅向かいの建物でそばを食べることができた。しょっぱい汁にぼてっとしたかきあげ、野暮ったい味だけど、再びこれを味わえる日が来るとは思っていなかった。嬉しいし、常磐線が再開する日まで頑張って店を続けてもらいたいと思う。しかし、現実は厳しい。宮城県山元町から福島県新地町までの区間は、津波の被害が大きく、現在の位置で復旧するか、山側に線路を移設するかさえ決まっていない。原ノ町以南は福島第一原発事故の警戒地域になって、復旧作業にすら撮りかかることはできない。線路は深く草に覆われ、アイボリーのボディの特急用車両はおころどころt黒ずんでいる。

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 原ノ町駅を離れ、国道6号線に入る。原町の市街地かよら、4kmほど南に行ったところに、福島第一原発から20kmの地点、がある。ここより手前は、不完全ながらも住民が生活できる地域、ここよりさきはそれができない地域、目に見える何かがあるわけではない、非常時と日常が混じり合った不思議な空間である。私は、検問の直前まで歩いて行った。検問の警官に会釈をして、目の前の警戒区域に目を向けた。今なお、日常生活を奪われ、離れた土地で生きることを余儀なくされた人が大勢いる。われわれはそのことを決して忘れてはならない。風向きが変わった、南からの風、つまり福島第一原発の方から吹いてくる風だ。畜生、負けてなるものか、俺たちは、福島県民は決して諦めないぞ。セシウムでもプルトニウムでもなんでも来い。私は仁王立ちになり胸一杯に原発からの風吸い込んだ。

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