今、福島で起きていること
まずは、以下のリンクのPDFファイルをご覧ください。
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou131Matsuzaki-opinion.pdf
北海道深川市の医師が、福島県の子供たちの健康調査の結果を、チェルノブイリ原発事故後に起きたことと比較しながら考察したものである。この中で、最も気になったのが、調査した3万人以上の福島の子供たちのおよそ36%以上に甲状腺の異常が発見されたことである。現状では、即甲状腺がんなどの病気につながるものではないが、長崎の子供たちや、チェルノブイリの子供たちと比較しても明らかに異常な数字を示している。また、チェルノブイリでセシウムの汚染が多かった地域に住んでいた子供は、呼吸機能(肺活量)の低下が見られること。同様に、汚染の多かった地区の子供は、骨髄の造血機能が低下し、病気への抵抗力が低下したり、貧血になる可能性を指摘している。
私たち福島県民は「復興」を叫ぶのもいいが、今の子供たち、これから生まれる子どもたちの長期的な健康を守るための対策を国や東京電力に訴えることも大切だと思う。
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