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こんなバスはいかがでしょうか

 東北地方の地図を見てほしい。福島県の太平洋側の地域にはJR常磐線、国道6号線、常磐自動車道の3本の主要な路線が南北に走っていることがわかるだろう。これらの路線は福島県内の交通だけでなく、東北と首都圏を結ぶ主要な交通機関であった。このうち、JR常磐線は相馬~浜吉田間が津波の被害で、広野~原の町間が原発事故の影響で現在も運休している。国道6号線は原発事故の影響で富岡町~浪江町間が指定車両を除き通行止め、常磐自動車道が広野IC~常磐富岡IC間が通行止めになっており、福島県浜通りの交通は文字通りずたずたの状態になっている。残念ながら、福島第一原発事故の収束の目処は立たず、これらの区間の交通網が元に戻るには相当な年月がかかりそうだ。とくに深刻なのが、南相馬市と相馬市で、以前は常磐線の特急「スーパーひたち」で3時間20分ほどで東京の上野まで行けたのが、現在では2時間近くかけて阿武隈山地を横断するバスに乗って福島まで行って、東北新幹線か福島~新宿間の高速バスに乗り換えなければ東京に行けなくなった。乗り換えを要するのは、旅慣れない人や高齢者にとっては大きな負担である。原発事故後、福島県内の旅行会社によって南相馬~東京間のツアーバスが運行されたこともあるが、現在は撤退している。
 そこで、この区間に高速路線バスを運行してほしいと思う。福島交通相馬営業所を起点に、鹿島、原ノ町駅前に停車、二本松ICから東北自動車道に乗り、東京の王子駅(上りのみ)、池袋駅、新宿駅に停車するルートである。運行会社は福島交通とJRバス関東がいいと思う。片道6時間以上かかる長距離路線になりそうなので、夜行便もあるといいだろう。
 次に、常磐線や国道6号線は茨城県の各都市と仙台を結ぶ役割もあった。そこで、仙台駅前を出発して広瀬通一番町、日立駅、大工町、水戸駅。こちらは宮城交通、日立電鉄交通サービス、茨城交通か。
 最後に、寸断されてしまった福島県浜通りの南北を結ぶ路線として、相馬営業所、鹿島、原ノ町駅、川俣、道の駅東和、船引駅、小野IC、いわき好間、いわき駅、ラパークいわき間を結ぶ路線はいかがだろうか。こちらの担当事業者は福島交通と新常磐交通だろうか。
 いずれの路線も採算性などの面で厳しいが、国策で進めてきた原子力発電の結果による惨状なので、これらの地域の人々のアシを確保するのは国の責務だと思う。

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