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ホンダNーBOX・ヴェゼルに乗る

 今日、知人がホンダのディーラーに用事があるので、私も一緒に行った。知人のクルマを点検のために預けている間にN-BOXとヴェゼルに乗る機会があったので、簡単に感想を書いておく。

 まずはN-BOXについて、このクルマは2011年に発売されたスーパーハイトワゴンの軽自動車である。1780mmの非常に高い車高をもち、大人4人がゆったり座れるパッケージを持っているクルマである。だが、それ故に走りのほうは大丈夫だろうかと思われることもあるクルマといえるだろう。さっそく真四角なボディを眺め車内に入ると後席の広さに驚く。足を組んでもまだ余裕、膝から前席まで拳3つ分以上の余裕がある。頭上も余裕たっぷりで、室内高は140cmもある。小学校中学年までの子どもなら立って着替えができるだろう。電動スライドドアも開口幅は十分にあり、乗り降りは非常に楽だ。それなら走りはどうか、エンジンはなかなか元気、そこはさすがにホンダでエンジン作りの技術はさすがのものである。今や軽自動車と言えどもボディが大きくなり、高い衝突安全性も求められ、装備も充実した。N-BOXは1t近い車重がある。鋭い加速とは言えないが、結構軽快に加速していく。コーナーではさすがにロールは大きいが、不安を覚えるほどではない。ただひとつ改善点があるとすればシートである。さほどブレーキを強く踏んだわけではないのに、後席に置いた荷物が滑り落ちた。座面の形状が平板でつるつるした素材だからであろう。私の好みから言うとホールド性の良い座席がほしいところだが、せめて滑りにくい素材の生地を使ってほしいと思う。

 次はヴェゼル。こちらは2013年12月に発売されたばかりのモデルである。ジャンルはSUVに分類され、日産ジューク、スバルXVなどがライバルだろう。今回試乗したのはハイブリッドのグレードである。エクステリアは、ジュークがやんちゃ、XVがアウトドアを強く意識させるデザインだが、ヴェゼルは上質感を感じさせる。このあたりは人により好みが分かれそうだ。インテリアもセンタークラスターからコンソールにかけての質感が良かった。発信して驚いたのは、スタート時のEV走行からエンジン走行に移るときのスムーズさである。エンジンは1.5リットルだが、モーターと組み合わせることで気持ち良く加速していく。やや急な上り坂でも加速は衰えることはなかった。ハンドリングもスポーティーなもので、これなら長距離のドライブも楽々こなせそうである。全幅は1770㎜と小さくはないが、前方の見切りがいいのでさほど取り回しに困ることはなさそうだ。

 私はスバル車に乗っているが、こうやってたまに他社のクルマに乗ってみるのも良い刺激になった。休日の過ごし方として、気になった車を試乗しに行くのも悪くないのかもしれない。

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