人気ブログランキング 超高速!参勤交代 湯長谷陣屋の歩き方: やえもんのひだまりカフェ
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超高速!参勤交代 湯長谷陣屋の歩き方

 21日に佐々木蔵之介主演の映画、「超高速!参勤交代」が封切された。映画の紹介は公式ホームページにおいておいて、ここでは湯長谷藩の陣屋(おおむね3万石以下の大名の場合城ではなく陣屋と呼ばれる)とその周辺を案内したいと思う。何を隠そう、湯長谷陣屋は現在ではいわき市立磐崎中学校になり、わたしはその学校の卒業生である。地元を紹介するのは気恥ずかしいが、せっかくの機会なので簡単に紹介してみたい。

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 湯長谷陣屋に行くには、鉄道なら常磐線湯本駅、自動車なら常磐自動車道いわき湯本インターが便利。上野駅から湯本駅まで特急で2時間~2時間10分、三郷ジャンクションからいわき湯本インターまで自家用車で2時間15分~2時間30分、いわきは意外に近いのです。ここからは鉄道利用を前提に話をしていきたいと思います。湯本駅からは新常磐交通の湯本市内循環線のバスに乗ります。外回り、内回りがありますが、外回りのほうが若干速く着きます。
 ※新常磐交通時刻表(PDF)  http://www.joko.co.jp/server/local/pdfTimeTables/TT_H2604_P34.pdf#zoom=100

 道下バス停で降ります。湯長谷川の橋を渡ると「ホテル住之江という看板があります。そこを斜めに入ります。緩やかに坂を登ると、造り酒屋などがあり、かつての城下町の風情を残す一角があります。

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 道なりに進むと川がないのに橋がある不思議な光景に出合います。これは、かつて炭鉱から国鉄の駅まで石炭を運んだ鉄道の跡です。ここを過ぎると坂が急になりますが、短い距離なのであせらず登ってください。道路の両側に家が並んでいますが、江戸時代の図面にもおおむね同じように屋敷が並んでいました。間もなく堀が見えてくると磐崎中学校、かつての湯長谷陣屋です。

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 少し戻ると、堀のところに幟旗がはためいています。ここはかつての堀がよく保存されているところです、ただ、子どものころに比べるとだいぶ堀が土砂で埋まって浅くなってしまったような気がします。目の前には熊野神社があります。少し滑りやすい階段を下りて、道路に突き当ったら右に曲がります。5分ほどで竜勝寺という寺があります。ここには今回の映画の主人公である4代藩主の内藤政醇(まさあつ)と13代藩主の内藤政養(まさやす)がここに葬られている。

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 ここからは、来た道を戻り、県道に出て、磐崎小学校の前を通り、およそ20分で道下のバス停に戻る。ゆっくり歩いても1時間30分ほどのミニ歴史散歩である。


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