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ラウンドアバウト(環状交差点)スタート

 車に乗っていて最も嫌なものは事故、その次は渋滞だと思う。この2つを無くすことは永遠の課題であるが、いまだにこのことに完全に成功した人はいない。ずいぶん前の話だが、ゲームで渋滞と交通事故を限られた時間と予算の中で目標値まで減らすゲームがあった。渋滞を減らすには信号の制御を変える、車線を増やす、道路を増やす、右折車線を作るなどの方法がある。事故を減らすにはパトカーでの巡回を増やす、適切な速度に制限する、悪質な運転手を摘発するなどの方法があった。このゲームをやっているうちに、私は簡単にこのゲームをクリアーする方法を見つけた、それは、全ての交差点を直進と左折しかできないようにしてしまうことである。これは恐ろしく費用がかからない、なにせ交差点の手前に「右折禁止」の標識を立てるだけなのだから、これだけで渋滞は減るは事故は減るはで一石三鳥の効果があった。まぁ、実際に右折禁止の交差点だらけになったらドライバーにとっては大迷惑だろうが。とはいえ、このゲームはひどく出来の悪いゲームであるが、ある面真理ではある。交差点が渋滞や事故の発生源になるのは様々な方向からの車が交錯し、車の流れが複雑になるからであり、車の流れを単純化すれば渋滞や事故は間違いなく減少する。

 今日、2014年9月1日は改正道路交通法が施行されて、日本でもラウンドアバウト(環状交差点)が実施されることになった。目的は信号を廃止して、円滑で安全な交通の実現を図ることである。ラウンドアバウトとは何か、私の下手な文章ではうまく説明できないので、日本と同じイギリスの例を見てみよう。

https://www.youtube.com/watch?v=WhpuNi8zfH4

 これを見てわかる通り、交通量が多い交差点にもかかわらず信号がない。また、交差点内は車は時計回りに統一されるため衝突事故を大幅に減らすことが期待できる。また、ラウンドアバウトに侵入しようとする車は、一時停止、または徐行を義務付けられるようになる。特に、複雑な交差点ほどラウンドアバウトの強みは発揮されるだろうと思う。

 ただし、ラウンドアバウトは万能ではない、国道やバイパス、高速道路など、速度が出やすい道路では不向きである。市街地や住宅地などの低速道路が中心になるだろう。また、現状ではラウンドアバウトの分布は宮城県や大阪府などの一部の地域に集中している。しかし、これから普及が望まれるし、それにより少しでも渋滞や事故が減ってほしいと思っている。

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クルマ・ドライブ」カテゴリの記事

コメント

うちの近くもそれっぽいロータリーのような道路があって、ある日を境に標識があのグルグルに変わっていました。
ラウンドアバウトに変わったんだね。

仙台の郊外の住宅地は昔からロータリーが多かったんですよね。私が学生時代ボランティアで通っていた名取市の某団地にもありました。

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