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エボラ出血熱の流行~10月末の現況

 2013年12月、アフリカのギニアで始まったエボラ出血熱の流行は、西アフリカのギニア、シエラレオネ、リベリアを中心に猛威をふるっている。現在までのエボラ出血熱の感染者は、世界で1万3千人、死者は5千人に達している。この多くが先述の西アフリカの3国に集中している。同じアフリカでもナイジェリアとセネガルは感染の拡大を抑えることに成功したが、新たにギニアと国境を接してえいるマリでも感染者が発生した。これらの国々、とりわけ、シエラレオネとリベリアでは、医療従事者がエボラ出血熱に感染して医療体制が崩壊して、感染の拡大が正確に把握できない事態となったり、エボラに感染したと思われる患者の診察ができずにそのまま家に帰さざるを得ない事態になったりしている。リベリアの首脳は国連の安保理の会合で、「国家存亡をかけた深刻な脅威に直面」していると訴えた。アフリカ以外では、アメリカ、スペイン、ドイツで感染者が確認されている。このうち、アメリカでは、アフリカで医療活動を行っていた医師や看護師が帰国後に感染が分かり、アメリカ国内での二次感染も確認されている。日本でもリベリアから帰国したジャーナリストに発熱が確認され、一時エボラ出血熱感染の疑いと報道されたが、感染してないことが確認された。

 今後、この流行の行方が気になるところだが、日本への上陸も全くないとは言い切れない。アフリカで活動している日本人の医療スタッフやジャーナリスト、の他、既に感染が発生しているアメリカからの入国者、近年アフリカ諸国との関係を深めている中国からの入国者など、素人の私でも考えられる感染ルートがある。これらの方々の健康状態の確認は欠かせないだろう。日本の、特に人口密度の高い首都圏で患者が発生した場合は、大規模な流行になる恐れもある、そして、病気にはいまだ有効な特効薬はないのである。

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